アウディは、4月6日、ニュルンベルクとチューリッヒに続く、3番目のAudi charging hub(アウディ チャージング ハブ)をベルリンに開設すると発表した。

画像1: アウディ、ベルリンの中心街に急速充電が可能な最新のAudi charging hubを開設

この新しい充電拠点は、ベルリンのパートナー企業と協力して既存の電源インフラを使用しており、新たに開設されたAudi charging hubは、ショッピングモールやレストランが併設されたドイツのスーパーマーケットFrischeparadies(フリッシュパラディース)に隣接しているという。

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将来的に、FrischeparadiesとAudi charging hubは、充電ニーズと負荷に基づき、共用の送電線から電力が供給される予定。再利用バッテリーを搭載したこの充電ステーションは、Frischeparadiesの消費電力が少ないときにのみ蓄電用のバッテリーを充電する仕組みだ。

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Audi charging hubエネルギーシステム統合およびベルリン導入統括マネージャー エリアス ハンマー氏は「アウディのダイナミック ロード コントロールにより、Frischeparadiesがあまり電力を使用していない時に、Audi charging hubの蓄電用バッテリーを充電することができます」と述べている。

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また、Audi charging hubプロジェクト マネージャー ラルフ ホルミグ氏は「アウディのスマートチャージングコンセプトは、ニュルンベルクやチューリッヒだけでなく、ベルリンでも成功を収めました。私たちは、すべてのAudi charging hubを、可能な限り効率的かつ持続可能な方法で管理しています。私たちはエネルギーの最適化に取り組んでいます。将来的には、スマートトレーディングを使用して、エネルギー取引所から電力を購入することも視野に入れています。これは、電力料金が比較的安いときに、再生可能エネルギー源から電力を購入することも意味しています」と述べている。

画像5: アウディ、ベルリンの中心街に急速充電が可能な最新のAudi charging hubを開設

この蓄電装置は、解体されたアウディのテスト車両の使用済みバッテリーを再利用したものだ。Audi charging hubは、充電ステーションの設置が困難な場所でも、持続可能な方法で最大320kWの出力を備えた4つの急速充電(HPC)ポイントを設置することが可能となっている。

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ニュルンベルクでは、2021年12月以降、1階に6つの充電ポイント、2階には200m2のラウンジを備えた大型のAudi charging hubを運用中だ。ユーザーのリピート率は70%に達しており、チューリッヒでも高い需要が見られるという。

(Text Toru Matsumura)

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