2022年4月21日、アウディ ジャパンは、マイナーチェンジした「Audi A8」を発表し、2022年7月から販売を開始する。

画像: Audi A8

Audi A8

2021年11月にマイナーチェンジを実施したAudi A8が、日本でも発表になった。

最新モデルは、シングルフレームグリルがよりワイドな形状となったのをはじめ、フロントバンパーやヘッドライトのデザインがよりアグレッシブに。一方、リヤデザインは、横いっぱいに広がるライトストリップによって、より印象的になった。

画像1: Audi A8 L

Audi A8 L

エクステリアを特徴づけるライトには、デジタルマトリクスLEDヘッドライトと、OLEDリヤライトを採用。デジタルマトリクスLEDヘッドライトはマトリクスLEDヘッドライトをさらに高精細かつ高精度にしたもの。ビデオプロジェクターなどに用いられるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)技術を利用し、ヘッドライトユニットに組み込まれた100万個のデジタルマイクロミラーを、5000分の1秒単位で制御することで、高精細な光を路面に照射。周囲を走るクルマへの光を正確にカットすることで、ハイビームの照射範囲を広げ、夜間のドライブをより快適に。また、高速道路でロービームを利用する際、自車のレーンを明るく照らす「レーンライト」や、車線の中央を示す「オリエンテーションライト」により、安全に車線内に留まることをサポートする。

画像2: Audi A8 L

Audi A8 L

標準装備のOLEDリヤライトは、有機ELを用いたリヤコンビネーションライトで、走行モードによりその表情を変えるとともに、後続車が2m以内に近づくとすべての OLEDセグメントを点灯させることで車間距離を警告する機能を備える。

Audi A8として初めてS lineが設定されたのもトピックのひとつだ。パワートレインは、3.0 TFSI(250kW/340ps)、4.0 TFSI(338kW/460ps)が用意され、48Vマイルドハイブリッドが組み合わされる。

スポーツモデルの「Audi S8」も同時にマイナーチェンジを実施。搭載される4L V8ツインターボの4.0 TFSIエンジンは、420kW(571ps)を発揮し、0-100km/h加速は3.8秒を達成する。

ラインアップと価格は以下のとおり。

  • Audi A8 55 TFSI quattro……1190万円
  • Audi A8 60 TFSI quattro……1635万円
  • Audi A8 L 60 TFSI quattro……1800万円
  • Audi S8……2050万円

(Text by Satoshi Ubukata)

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