Audi Q5/SQ5がマイナーチェンジ

2021年2月8日、アウディ ジャパンはマイナーチェンジを実施した「Audi Q5」「Audi SQ5」の導入を発表し、3月8日から販売を開始する。

現行の2代目Audi Q5は2017年に登場。ヨーロッパでは2020年6月にマイナーチェンジ版が登場しており、日本にも最新モデルが導入されることになった。

今回のマイナーチェンジでは、Qファミリーの最新のデザインを採り入れ、8角形のシングルフレームグリルを採用するとともに、ライトシグネチャーを備えたデイタイムランニングライトが際立つLEDヘッドライトや大型のサイドエアインテークなどにより、シャープなイメージを強めている。

グレード展開は、グリッド形状のフロントグリルにマットアルミルックの垂直バーを強調した「advanced」と、ハニカムメッシュグリルを採用する、よりスポーティな「S line」のふたつとなる。

インテリアは、10.1インチのタッチスクリーンを備えたMMIナビゲーションシステムを採用。MMIシステムも、新世代のMIB 3にアップグレードされるなど、Audi A4/A5シリーズ同様の進化を遂げている。

パワートレインは、45 TFSI quattroに249psの2L直列4気筒ガソリンエンジンを、40 TDI quattroに204psの2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンをそれぞれ搭載。さらに、ベルト駆動式オルタネータースターター（BAS）と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム（MHEV）を採用することで、効率を高めている。これに、7速Sトロニックと、AWDクラッチ式のquattroが組み合わされる。

ハイパフォーマンスモデルのAudi SQ5は、アルミニウムルックインサートを施したSモデル専用のハニカムメッシュシングルフレームグリルに加えて、マトリクスOLEDリヤライトを搭載するのが新しい。

エンジンは260kW（354ps）を発揮する3L V6ガソリンターボエンジンを採用。トランスミッションは8速ティプトロニックで、機械式センターディファレンシャル式のquattroが組みあわされる。

新しいラインアップと価格は次のとおり。

(Text by Satoshi Ubukata)