2020年1月25日〜26日、アメリカのフロリダ州で「デイトナ24時間レース」が開催され、WRT Speedstar Audi SportのAudi R8 LMSがGTDクラスで3位表彰台を獲得した。

AudiカスタマーチームのWRT Speedstar Audi Sportは、ロルフ・イネイチェンとダニエル・モラドに加えて、Audi Sportドライバーのドリス・ヴァントールとミルコ・ボルトロッティをドライバーに迎えて参戦した。

18台が参加するGTDクラスにおいて6番手からスタートしたWRT Speedstar Audi Sportの88号車は、9時間経過後に一時トップを走行する場面もあったが、その後、ブレーキパッド交換に時間がかかったり、他車と接触するなどしてポジションをダウン。最終的にはクラス3位でレースを終えている。

レース後、Audi Sport customer racing統括責任者のクリス・ラインケ氏は、「エキサイティングな24時間レースの終盤には、非常に激しい攻防が繰り広げられました。天候に恵まれたことと、レース中のコーションが非常に少なかったことにより、レースは非常に速いペースで進行しました。表彰台フィニッシュは、十分に満足できるものです。常にトップ争いができていたら、もっと上位を狙えたかもしれませんが、3位という結果を誇りに思います」と述べた。

また、TCR車両で戦われるサポートレース「ミシュランパイロットチャレンジ」では、Audi RS 3 LMSで参戦したRoad Shagger Racingのギャビン・アーンストーン/ジョン・モーリー組が優勝。2位のSpeed Syndicate Motorsportのウィリアム・タリー/マイキー・テイラー組、3位のJDC-Miller MotorSportsのマイケル・ジョンソン/ステファン・シンプソン組もAudiカスタマチームで、Audi RS 3 LMSが表彰台を独占する結果となった。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Audi Sport)

This article is a sponsored article by
''.