2020年1月7日からラスベガスで開催されるCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)において、Audiは未来のビジョンを示すコンセプトカーや、近い将来市販車に投入される新しいテクノロジーなどの展示を行う。

CESのAudiブースでは、2019年4月の上海モーターショーでお披露目された、コンパクトな電気自動車「Audi AI:ME」を展示。特定のエリア内であれば、ドライバーが運転に関与する必要のない、レベル4の自動運転機能を備えたAudi AI:MEでは、走行中に車載VRゴーグルを使ってバーチャルフライトや楽しんだり、食べ物を注文したり、フィットネス体験ができたりと、クルマでの移動をリラックスするための時間として活用することが可能になる。メディア関係者は会場内で、この自動運転の体験ができるという。

画像1: CESでスマートでパーソナルなモビリティを提案

新しい技術として披露されるのが「アウディ インテリジェンス エクスペリエンス」。人工知能とインテリジェント機能を組み合わせることで、クルマがユーザーとその習慣を理解し、乗員の安全、健康、快適性を高めてくれる。そして将来は、シートの位置、メディア、ルート案内、車内の温度、香りなど、ユーザーの好みを素早く分析し、さらに、運転スタイルや体調をモニターすることで、ユーザーの状態をもとに、最適な車両セッティングを行えるようになるという。

また、3D MR(複合現実)ヘッドアップディスプレイにより、目的地のある横道を指し示したり、ダッシュボードの幅いっぱいに広がるオンデマンドディスプレイにより、さまざまな情報を得たりエンターテインメントを楽しんだりすることが可能だ。

他にも、12.3インチのタッチスクリーンを備える「Audi Q4 e-tron concept」や、2020年春に搭載が開始されるデジタルマトリクスLEDヘッドライトを備えた「Audi e-tron Sportback」などが展示される。

画像2: CESでスマートでパーソナルなモビリティを提案

CESの開催は1月10日まで。

(Text by Satoshi Ubukata)

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