2019年9月26日、AudiはAudi Q3シリーズに、Audi Sportが手がけるスポーツモデルの「Audi RS Q3」と「Audi RS Q3 Sportback」を追加し、2019年末からヨーロッパで販売を開始すると発表した。

画像1: 「Audi RS Q3」「Audi RS Q3 Sportback」登場

日本未上陸の新型Audi Q3シリーズに、RSモデルが登場した。Audi RS Q3、Audi RS Q3 Sportbackとも、ベースモデルに比べて全高が10mm低く、一方、フェンダーを10mm広げたことから、よりワイドさが強調されるプロポーションを手に入れた。とくに全高が1,557mmと低いAudi RS Q3 Sportbackでは、その印象が強い。

画像2: 「Audi RS Q3」「Audi RS Q3 Sportback」登場

RSモデル専用のシングルフレームグリルをはじめ、前後バンパーやルーフスポイラーもこのクルマのスポーティさを際立たせている。

サスペンションは、前:マクファーソンストラット、後:4リンクで、ベースモデルより10mm車高が低くなるRSスポーツサスペンションを採用する。さらに、オプションで電子制御ダンパーの「DCC(ダイナミック・シャシー・コントロール)」を備えたRSスポーツサスペンションプラスが用意される。

ブレーキは新開発の6ポッドキャリパーとスチールディスクの組み合わせで、オプションでセラミックブレーキを選ぶことも可能だ。

エンジンは、Audi伝統の直列5気筒ターボを搭載。2.5 TFSIエンジンは、最高出力、最大トルクともに従来型を上回り、294kW(400ps)、480Nmを発揮。これに、7速Sトロニックが組み合わされ、quattroにより4輪を駆動する。

0-100km/h加速は4.5秒で、最高速は250km/hでリミッターが作動する。オプションで280km/hまでリミッター作動速度をアップすることも可能だ。

画像3: 「Audi RS Q3」「Audi RS Q3 Sportback」登場

室内は、センターパネルがドライバーに向けられた“ドライバーオリエンテッド”なデザインを採用。オプションのアウディ バーチャルコックピットはRS専用のデザインとなる。デコラティブパネルはアルミに加えて、ピアノブラックのフィニッシュやカーボンが選択可能。ナパレザーのRSスポーツシートには、ハニカムパターンが施される。

画像4: 「Audi RS Q3」「Audi RS Q3 Sportback」登場

価格は、Audi RS Q3が6万3500ユーロ(約750万円)から、Audi RS Q3 Sportbackが6万5000ユーロ(約767万円)から。

(Text by Satoshi Ubukata)

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