2019年6月27日、AudiはラグジュアリーSUV「Audi Q7」のマイナーチェンジを発表した。
2015年にフルモデルチェンジし、2016年に日本に上陸した2代目Audi Q7がマイナーチェンジを実施し、デザイン、機能ともに大幅に進化した。
外観では、Audi Q8同様、8角形の大型シングルフレームグリルを採用し、さらに短い縦のバーを並べたポジショニングライトや、左右のテールライトを結ぶクロームストリップなどにより、最新のAudiデザインを表現している。
一方、パワートレインでは、48V電源システムとマイルドハイブリッドドライブを採用して、さらなる高効率化を図る。
サスペンションは全車にアダプティブエアサスペンションを採用。4輪操舵の「オールホイールステアリング」に加えて、ロールを制御する「アクティブローススタビライゼーション」をオプション設定した。
コックピットも大幅に変更され、Audi A6などに搭載される「MMIタッチレスポンス」を採用。また、フルデジタルメーターのアウディ バーチャルコックピットも新しいデザインへと進化している。
ドライバーアシスタンスも最新にアップデートされ、アクティブレーンアシストやトラフィックジャムアシストを含むアダプティブドライブアシストなどが搭載される。
マイナーチェンジしたAudi Q7のヨーロッパでの発売は9月中頃の予定。
(Text by Satoshi Ubukata)