Audiは、2019年3月5日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、電気自動車の「Audi Q4 e-tron concept」を初披露する。
Audiブースでは、ワールドプレミアを果たすAudi Q4 e-tron conceptやヨーロッパプレミアとなる「Audi e-tron GT concept」を展示する。いずれも2020年に市販モデルの発売が予定されている電気自動車だ。
Audi e-tron GT concept
他にも2台のe-tronや4台のプラグインハイブリッド車、フォーミュラEマシーンの「Audi e-tron FE05」と、展示車両のすべてが電動化モデルとなる。
AUDI AGのブラム・ショット取締役会会長は、「私たちは、明確な目標を設定しました。それは、2025年に販売されるAudiの新車の3台に1台を電動化モデルにするということです。その理由は、私たちが明確なビジョンを追求しているからです。Audiは、ゼロエミッションのモビリティを実現するために真剣に取り組んでいます」と述べている。さらに、プラグインハイブリッド車については「将来的には、事実上すべての市場セグメントに、電気モーターと内燃エンジンを組み合わせたモデルが導入されます。それらのクルマは、電気コンセントから充電することができます」と語る。その意気込みが、ジュネーブショーのAudiブースで表現されることになる。
(Text by Satoshi Ubukata)
