とくに圧倒的なストレートの速さを誇っていたトヨタ。スタート時はトヨタの7号車が1位、同じく8号車のトヨタが3位スタート。その様子をトヨタのイベントスペース、メガウェブで観戦した私は、今年のトヨタ勢の強さを実感し、「このまま24時間レースが終わるかも!?」と思っていました。
しか〜し、そこは「魔物が棲む」といわれるルマン。そのまま何事もなくゴールを迎えるはずがありません......。24時間のレース中には、日本中がテレビにくぎ付けになったワールドカップサッカー、日本代表の初戦をチェック。その後、メルセデスベンツの横浜でのイベントに顔を出し、最後に今年も「アウディフォーラム」で開催されているルマン24時間のパブリックビューイングでゴールを迎えました。
もちろん途中ちょこちょこACOのホームページで順位をチェック。でも、ほぼ見るたびごとにと......いってもいいくらい、順位の変動が目まぐるしい。7号車のトヨタが快走している中、8号車のトヨタとアウディの3号車、81号車のフェラーリ458イタリアがクラッシュ。
そして、トヨタ7号車が突然止まるというまさかのアクシデント。その後は、ポルシェとアウディがデッドヒートを繰り返していました。
私がアウディフォーラムに向かう直前にはしばらくポルシェがトップを走行。
「今回はポルシェかな？」と思いつつ、会場に到着するとあれれ？ アウディが1-2で走行しているではありませんか？？
そのまま2号車のアウディが優勝、2位もアウディ1号車と1-2フィニッシュ！
......でもこれだと私が勝っているチームのところに行っているように見えますが、最初からこの予定でしたから〜笑
ちなみに、中嶋一貴選手の7号車、サッカー日本代表の試合で負けたことが決定した瞬間に、止まったという噂。なんか今年はトヨタ×サッカー日本代表に勝ってほしかったな〜、日本人としては（笑）
(Text by Yumi Yoshida)
