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日本には正規輸入されなかったアルミボディのプレミアムコンパクトカー「Audi A2」。

この名車を1to8.netのスタッフが手に入れてしまったんです!

Audiの「技術による先進」を象徴するものとして、すぐに頭に浮かぶのは、オールアルミボディ技術のASF(アウディ スペース・フレーム)ではないでしょうか?

マイナーチェンジしたばかりの「Audi A8」やスーパースポーツの「Audi R8」に採用される技術ですが、ASFを使ってつくられたコンパクトカーがあったことをご存知ですか?

それが「Audi A2」です。1999年に誕生したAudi A2は、全長3826mmのプレミアムコンパクトカーで、もっとも軽い仕様では車両重量が895kg! ボディだけだと156kgという軽さが自慢です。

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エンジンは3気筒の1.2 TDIや1.4 TDI、4気筒の1.4 ガソリンエンジンなどが用意されていました。この1.4ガソリンエンジン仕様が日本に導入されるかもしれない......という噂はあったんですが、5速マニュアル仕様しかないということで、アウディ ジャパンによる正規輸入は叶いませんでした。

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一方、数は少ないものの並行輸入で日本に上陸したAudi A2があり、僕自身も街で何度か見かける機会がありました。そのたびに、「マニュアルでもいいから、正規輸入してほしかったなぁ」と思ったものです。

そんな夢のクルマを、編集部のJさんが入手。どうやら、ドイツで販売されたクルマを、日本の業者が中古で並行輸入したようです。

Jさんが購入したのは後期型で、エンジンは1.6 FSI。そう、先代Audi A3やA3 Sportbackの「アトラクション」に搭載されていたもので、A2版では最高出力110ps/5800rpm、最大トルク15.8kgm/4500rpmを誇ります。

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さっそく運転させてもらうと......これがかなり活発に走る! 実は以前にガソリンの1.4L仕様を運転したことがあるんですが、パワー不足は否めず......。その点、この1.6 FSIは不満なくドライブすることができました。

ということで、新たにテスト車に加わったAudi A2。さっそくコンディションをチェックすることにしましょう!

(Text by Satoshi Ubukata)

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