160301-Q2-02.jpg2016年3月1日、AudiはコンパクトサイズのSUV「Audi Q2」をジュネーブショーで初公開した。

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AudiのQファミリーに新たな1台が追加された。全長4.19mというコンパクトなボディを持つ「Audi Q2」だ。

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Audi Q2は今後成長が見込まれるコンパクトSUVクラスに投入されたニューモデルで、全長4.19×全幅1.79×全高1.51mという非常に扱いやすいサイズが特徴だ。Audi A1とともに、Audiのエントリーモデルとして重要な役割を担うことになる。

そのエクステリアは、フロントマスクなど、ひと目でAudiとわかるデザインを採用する一方、高い位置に設けられたシングルフレームグリルや迫力あるフロントバンパーのエアインレット、幅の狭いサイドウインドー、そして、特徴あるCピラーの形状などが、若々しい雰囲気を生み出している。

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インテリアは、Audi A3にも似たコックピットを有し、さらに、オプションで12.3インチスクリーンを備えるアウディ バーチャルコックピットやヘッドアップディスプレイが選択できる。ラゲッジスペースは405Lで、シートを倒せば1050Lまで拡大が可能だ。

MMIやAudi connect、Audiスマートフォンインターフェイスなどにも対応。バング&オルフセン サウンドシステムがオプション設定される。

自動ブレーキシステムやトラフィックジャムアシスト付きACC、アウディ サイドアシストといったアシスタンスシステムも充実している。

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パワートレインは、ガソリンエンジンが1.0 TFSI(116ps)、1.4 TFSI COD(150ps)に加えて、Audi A4にも搭載されるミラーサイクル方式の2.0 TFSI(190ps)をラインアップ。1.0 TFSIと1.4 TFSIは前輪駆動で、トランスミッションは6速マニュアルが標準。一方、2.0 TFSIはquattroとなり、トランスミッションは油圧多板クラッチタイプの7速Sトロニックが搭載される。

プログレッシブステアリングが標準で、可変ダンパーをオプションで選ぶこともできる。また、装備ラインとして、スタンダード仕様に加えて、「design」と「sport」、そして、「S line」が用意される。

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AudiはこのAudi Q2を2016年秋にヨーロッパで発売する。日本でも販売される可能性は高く、Audiのユーザー層拡大に大きな役割を果たしそうだ。

(Text by Satoshi Ubukata)

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