160315-AutonomousDriving-02.jpg2016年3月22日から3日間にわたり、第2回「Audi Autonomous Driving Cup(アウディ自動運転カップ)」がインゴルシュタットのAudi museum mobileで開催される。 このイベントは、Audiの100%子会社であるAudi Electronic Venture GmbH(AEV)が運営するもので、今回が2回目の開催となる。

競技はAudiが用意した1/8スケールのAudi Q5で行われる。この競技車両には基本ソフトウェアが搭載されており、各参加者は、車載カメラや超音波センサーからの情報をもとに競技用のコースを自動運転するソフトウェアを開発し、周回タイムを競う。

コースには実際の道路のように交差点や信号機、障害物などが配置され、また、他に走行する車両も存在。そのなかをミス無く的確に走ることが求められる。

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参加するのは8つの大学チーム

アルベルト ルードヴィッヒ大学フライブルク
カールスルーエの FZI 情報技術研究センター
フリードリヒ=アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク/ニュルンベルク技術研究所
ライプツィヒ応用科学大学
インゴルシュタット応用科学大学
ミュンヘン工科大学(前回の優勝校、写真)
ブレーメン大学
ヴュルツブルク大学

優勝者には1万ユーロの賞金が授与される。また、参加者のなかでAudiへの就職を検討する学生は、この競技会を通じてAudiとコンタクトを持つことができる。Audiにとっても未来のエンジニアを発掘するには格好の機会となるだろう。

なお、競技の詳細は特設サイトを参照のこと。

(Text by Satoshi Ubukata)

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