2011年1月11日、アウディジャパンは、新しいプレミアムコンパクトカー「アウディA1」を発表した。
※写真はヨーロッパ仕様
※写真はヨーロッパ仕様
アウディA1は、全長4mを切るサブコンパクトセグメントの3ドアハッチバック。全長3970×全幅1740×全高1440mmの小さなボディに、アウディらしさを詰め込んでいる。
フロントマスクは、シングルフレームグリルとLEDポジショニングランプ付きヘッドライト(オプション)が、ひと目でアウディとわかる個性を放っている。サイドまで回り込んだボンネットを採用したのもA1の特徴だ。
フロントマスクは、シングルフレームグリルとLEDポジショニングランプ付きヘッドライト(オプション)が、ひと目でアウディとわかる個性を放っている。サイドまで回り込んだボンネットを採用したのもA1の特徴だ。
サイドビューはさらに個性的だ。アーチ状のルーフラインと真っ直ぐに伸びるショルダーラインがA1のフォルムを特徴づけている。ウインドーとボディの比率を1:2とするのは、アウディデザインの約束だ。
ルーフアーチをボディ別色とする"コントラスルーフ"は、A1ならではのメーカーオプション。ボディ色によって組み合わせることのできるルーフアーチの色は決まってくるが、A1の存在感を際立たせるには打ってつけのアイテムだ。
ルーフアーチをボディ別色とする"コントラスルーフ"は、A1ならではのメーカーオプション。ボディ色によって組み合わせることのできるルーフアーチの色は決まってくるが、A1の存在感を際立たせるには打ってつけのアイテムだ。
プレミアムコンパクトを謳うだけに、インテリアの上質さにも目を奪われる。航空機をイメージしたとされるコックピットは、水平基調のダッシュボードが飛行機の翼を、4個の丸型エアベントがエンジンのタービンを、それぞれモチーフとした。
装備の充実ぶりも目を見張るものがあり、本革巻きステアリングホイールやオートエアコンは言うに及ばず、新型A8と同じ最新のMMI(マルチメディアインターフェース)も標準で装着される。また、本革シートや大開口の"オープンスカイルーフ"など、魅力的なオプションも揃っている。
装備の充実ぶりも目を見張るものがあり、本革巻きステアリングホイールやオートエアコンは言うに及ばず、新型A8と同じ最新のMMI(マルチメディアインターフェース)も標準で装着される。また、本革シートや大開口の"オープンスカイルーフ"など、魅力的なオプションも揃っている。
搭載されるエンジンは、A3スポーツバックでおなじみの1.4 TFSI、すなわち、1.4L 直列4気筒直噴ガソリンターボで、最高出力122ps/5000rpm、最大トルク20.4kgm/1500〜4000rpmの実力を誇る。
組み合わされるトランスミッションは7速Sトロニック。駆動方式はFFで、いまのところクワトロの用意はない。
A1には、アウディが日本に導入するモデルとしては初めて、アイドリングストップ機構が搭載される。これにより、10・15モード燃費は19.4km/Lの低燃費をマーク。エコカー減税(50%減税)の対象となった。
気になる価格だが、205/55R15タイヤとアルミホイールが標準装着されるベースグレードが289万円。MMIが標準装備されることを考えると、まずまずの値段だろう。
パッケージオプションとして、スポーツシート、スポーツスペンション、ポリッシュテールパイプ、LEDテールライト、215/45R16タイヤ+10スポークデザインアルミホイールなどをひとまとめとした「スポーツパッケージ」(15万円)や、スポーツパッケージ装着車に、専用のフロントリップスポイラー、リアウイング、サイドシル、リアディフューザー、215/40R17インチタイヤ+5アームデザインアルミホイールを追加する「コンペティションパッケージ」(29万円)が用意される。
なお、コントラストルーフ(6万円)もスポーツパッケージ装着車にのみに追加できるオプションとなるため、最低でも21万円のエクストラコストを払う必要がある。また、ブリリアントブラック、キュミュラスブルー、アイスシルバーのボディカラーには、コントラストルーフが設定されていないのでご注意を!
LEDポジショニングランプ付きバイキセノンヘッドライトは全車にオプション。ベースモデルでは15万円、スポーツパッケージ装着車では12万円となる。
おそらく販売の中心はスポーツパッケージ装着車となるが、コントラストルーフとバイキセノンヘッドライトを選ぶと、車両価格は320万円を超える。サブコンパクトセグメントのクルマとしては決して安くはないが、その注目度を考えると、アウディジャパンが狙うシェア拡大に大きく貢献するのは確実だろう。
A1には、アウディが日本に導入するモデルとしては初めて、アイドリングストップ機構が搭載される。これにより、10・15モード燃費は19.4km/Lの低燃費をマーク。エコカー減税(50%減税)の対象となった。
気になる価格だが、205/55R15タイヤとアルミホイールが標準装着されるベースグレードが289万円。MMIが標準装備されることを考えると、まずまずの値段だろう。
パッケージオプションとして、スポーツシート、スポーツスペンション、ポリッシュテールパイプ、LEDテールライト、215/45R16タイヤ+10スポークデザインアルミホイールなどをひとまとめとした「スポーツパッケージ」(15万円)や、スポーツパッケージ装着車に、専用のフロントリップスポイラー、リアウイング、サイドシル、リアディフューザー、215/40R17インチタイヤ+5アームデザインアルミホイールを追加する「コンペティションパッケージ」(29万円)が用意される。
なお、コントラストルーフ(6万円)もスポーツパッケージ装着車にのみに追加できるオプションとなるため、最低でも21万円のエクストラコストを払う必要がある。また、ブリリアントブラック、キュミュラスブルー、アイスシルバーのボディカラーには、コントラストルーフが設定されていないのでご注意を!
LEDポジショニングランプ付きバイキセノンヘッドライトは全車にオプション。ベースモデルでは15万円、スポーツパッケージ装着車では12万円となる。
おそらく販売の中心はスポーツパッケージ装着車となるが、コントラストルーフとバイキセノンヘッドライトを選ぶと、車両価格は320万円を超える。サブコンパクトセグメントのクルマとしては決して安くはないが、その注目度を考えると、アウディジャパンが狙うシェア拡大に大きく貢献するのは確実だろう。
1to8netでも、今後さらに詳細なモデル情報や試乗記を掲載する予定。ぜひお楽しみに!
(Text by Satoshi Ubukata)