120403-A4PI-08.jpg2012年4月3日、アウディ ジャパンは、主力モデルのアウディA4シリーズをマイナーチェンジし、同日より販売を開始した。

※写真は欧州仕様
アウディ80の時代を含めて、2011年には累計販売台数1000万台を達成したアウディの主力モデル「アウディA4」。2011年のアウディ全販売台数に占めるアウディA4の比率はワールドワイド、日本ともに25%。つまり、アウディの4台に1台はA4ということになる。

そんな人気モデルがマイナーチェンジを実施し、ここ日本でも販売がスタートした。

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見てのとおり、基本的なフォルムに変更はないものの、ヘッドライトやシングルフレームグリルが最新のアウディスタイルにアップデートされている。たとえば、シングルフレームグリルは上の角が落とされるとともに、より立体的なデザインに変わっている。

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ヘッドライトはLEDポジショニングライトがドット状からライン状に。フォグライトが長方形になったのも新型の特徴だ。テールライトもLEDが太い線をつくり出し、より力強い印象を与えている。

120403-A4PI-04.jpgセダンと同時にマイナーチェンジを実施したアバントも、同様の変更がなされている。LEDポジショニングライト付きのバイキセノンヘッドライトとLEDテールライトは全車に標準で装着される。
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インテリアも、基本的にはマイナーチェンジ前と同じデザインだが、ステアリングホイール/エアバッグのデザインが変更されている。センタークラスターの黒い部分のフィニッシュは美しさを増し、また、一部にハイグロスブラックのパネルを施すなどして、上質さは確実にアップしている。

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120403-A4PI-07.jpg頻繁に操作するMMIコントローラーまわりでは、スイッチの数が減らされ、また、ボリュームのつまみを左右に動かすことで選局/選曲ができるようになった。
デザインよりも注目したいのが、低燃費への取り組みだ。エンジンのラインアップは、2.0 TFSI(180ps)と2.0 TFSI(211ps)の2種類で、FFのA4/A4アバント 2.0 TFSIには180ps版の2.0 TFSIとマルチトロニックが、クワトロのA4/A4アバント 2.0 TFSI クワトロには211ps版と7速Sトロニックがそれぞれ組み合わされる。

これは従来と同じだが、新たにスタート・ストップシステムを全車に採用したり、パワーステアリングを電動にするなど、各所で効率を高めることで、A4/A4アバント 2.0 TFSIの燃費は14.8km/L(10・15モード)/13.8km/L(JC08モード)、A4/A4アバント 2.0 TFSI クワトロでは14.4km/L(10・15モード)/13.6km/L(JC08モード)をマーク。従来に比べて17〜20%の燃費向上が図られた。新エコカー補助金/新エコカー減税の対象となる。

また、A4/A4アバント 2.0 TFSI クワトロにオプション設定されるアウディ ドライセレクトには、従来の「コンフォート」「自動」「ダイナミック」に加えて実用燃費向上を狙う「エフィシェンシー」モードが追加された。

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120403-A4PI-10.jpgS4/S4アバントも同時にマイナーチェンジを実施。3.0 TFSI(スーパーチャージャー)と7速Sトロニックの組み合わせや、クワトロおよびリヤスポーツディファレンシャルが標準装着されるところなどは従来どおりだ。S4/S4アバントにもスタート・ストップシステムは標準となる。
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価格は以下のとおりで、A4/A4アバントではスポーティなスタイルをつくりあげるS-lineも選択が可能だ。

A4 2.0 TFSI......440万円
A4 2.0 TFSI クワトロ......523万円

A4 アバント 2.0 TFSI......458万円
A4 アバント 2.0 TFSI クワトロ......541万円

S4......799万円
S4アバント......817万円。

(Text by Satoshi Ubukata)

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