2013年12月2日、Audi AGは新型コンパクトSUV「Audi Q1」を、2016年に市場投入すると発表した。
Audi Q1は、ドイツ・インゴルシュタットの本社工場で生産。成長が見込めるモデルを扱うことで、生産キャパシティを有効利用するとともに、インゴルシュタット工場をAudi最先端の生産拠点として育てていく考えだ。現在、Qシリーズは、Q3、RS Q3、Q5、SQ5、Q7の5モデルがラインアップされ、そのうちQ5が生産の半分以上を占めている。Q5は、2013年1月〜10月に19万4430台がラインオフ。これは前年同期比で17％増という数字だ。
全モデルに占めるQシリーズの割合は現在28％程度だが、2020年までには35％まで高めようというAudiにとって、このAudi Q1は販売台数アップの鍵になりそうだ。
(Text by Satoshi Ubukata)
