170107-CES-01.jpg2017年1月6日、Audiはアメリカのラスベガスで開催されているCESで自動運転可能な「Audi Q7 deep learning concept」を披露した。 「Audi Q7 deep learning concept」の自動運転を支えるのが、Audiと「NVIDIA」が共同で開発したAI(人工知能)を用いたソフトウェアで、フロントカメラからの情報をもとにステアリング操作を行う。NVIDIAはAudiに加えて、フォルクスワーゲンとも自動運転技術での提携が明らかになっている。

一方、フロントカメラの画像処理は、自動車用の画像認識の分野をリードするイスラエルの企業「Mobileye」の技術が用いられている。すでにMobileyeは、AudiA4やAudi Q7、新型Audi A5、新型Audi Q5向けにフロントカメラを供給しており、路上のさまざまな対象物の認識を可能としている。

Audiは次期Audi A8に渋滞時の自動運転機能を搭載する予定で、ここにもAudiとMobileyeの技術が注がれているという。

(Text by Satoshi Ubukata)

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