2017年10月19日、Audiは新型Audi A7 Sportbackを発表した。
新型Audi A7 Sportbackは、初代のコンセプトを受け継ぎ、また、初代とほぼ同じ全長4969×全幅1908×全高1422mmのボディサイズとしながら、新型Audi A8よりさらにワイドになったシングルフレームグリルや斬新なライトデザインなどにより、より精悍なイメージに仕上げられている。
新しいのが、短い縦のバーで構成される前後ポジショニングライト。ドアロックが解除されたときには、動きのある光の演出によりドライバーを迎えてくれる。
インテリアは、新型Audi A8に搭載された新しいユーザーインターフェイスをこのAudi A7 Sportbackにも採用する。センタークラスターの上部には10.1インチのMMIディスプレイを、その下部には8.6インチのタッチスクリーンを配置。上のスクリーンでナビゲーションやオーディオを、また、下のスクリーンでエアコンや文字入力などを行うことで、スイッチを大幅に削減している。
後席は2人乗りの独立シート、または、3人乗りのベンチシートを用意。ラゲッジスペースは通常時でも535L、リヤシートを倒せば1390Lまで拡大することが可能だ。
(Text by Satoshi Ubukata)
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クーペの美しさに、セダンのプレスティージとAvantの機能性を加えた4ドアクーペがAudiのSportback。その第1弾として2010年にデビューしたAudi A7 Sportbackがフルモデルチェンジにより2代目に生まれ変わった。新型Audi A7 Sportbackは、初代のコンセプトを受け継ぎ、また、初代とほぼ同じ全長4969×全幅1908×全高1422mmのボディサイズとしながら、新型Audi A8よりさらにワイドになったシングルフレームグリルや斬新なライトデザインなどにより、より精悍なイメージに仕上げられている。
新しいのが、短い縦のバーで構成される前後ポジショニングライト。ドアロックが解除されたときには、動きのある光の演出によりドライバーを迎えてくれる。
Audi A8にも採用される、リヤの車幅いっぱいに広がるライトストリップはAudiの上級モデルの証。テールゲートには120km/hで自動的に立ち上がる電動格納式リヤスポイラーが内蔵される。
インテリアは、新型Audi A8に搭載された新しいユーザーインターフェイスをこのAudi A7 Sportbackにも採用する。センタークラスターの上部には10.1インチのMMIディスプレイを、その下部には8.6インチのタッチスクリーンを配置。上のスクリーンでナビゲーションやオーディオを、また、下のスクリーンでエアコンや文字入力などを行うことで、スイッチを大幅に削減している。
後席は2人乗りの独立シート、または、3人乗りのベンチシートを用意。ラゲッジスペースは通常時でも535L、リヤシートを倒せば1390Lまで拡大することが可能だ。
エンジンは、3L V6ターボの3.0 TFSI(340ps)を用意。48V電源システムを用いたマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、エネルギー回生能力を高めるとともに、コースティングの際にエンジンを完全停止できるようになったのは、Audi A8と同様である。
サスペンションはコイルスプリング式に加えて、アダプティブエアサスペンションが選択可能。Audi Q7に設定される4輪操舵も用意される。
先進技術としては、「Audi AIリモートパーキング」や「Audi AIガレージパイロット」などの機能が利用できるようになる。
先進技術としては、「Audi AIリモートパーキング」や「Audi AIガレージパイロット」などの機能が利用できるようになる。
新型Audi A7 Sportbackは、2018年2月からドイツでのデリバリーが始まる予定。価格は3.0 TFSIとSトロニックを搭載するAudi A7 55 TFSI quattroが67,800ユーロ(約900万円)からとなる。
(Text by Satoshi Ubukata)