180603-Fuji24H-01.jpg2018年6月2日〜3日、静岡県の富士スピードウェイにおいて、ピレリスーパー耐久シリーズ2018第3戦「富士SUPER TECH 24時間レース」の決勝が行われ、#75 Audi Team DreamDrive NoahがST-TCRクラス優勝を果たした。 2008年の「十勝24時間」以来、10年ぶりの開催となる24時間レースに、ST-TCRクラスに4台のAudi RS 3 LMS、ST-Xクラスに3台のAudi R8 LMSが参戦した。

ST-TCRクラスでは、クラス5番手からスタートした#75 Audi Team DreamDrive Noahが、ノートラブル、ノーペナルティで着実に周回を重ねてクラス優勝を果たした。

オーナーの清瀧雄二氏は「とにかく最初から燃費走行で、タイヤに優しい運転をドライバー全員に指示していました。メカニックもそれに基づきスケジュールを組み、最終的に勝つことができました。何よりノーミスでノーペナルティでクリーンなレースができたと自負しています。我々は福岡のチームで、チームスタッフもほとんどが九州出身者ということもあり団結力はすごいものがあります。Audi RS 3 LMSは信頼性も高く、記念すべき24時間レースで勝つことができてとてもうれしいです。来年もまた戻ってきたいと思います」と述べた。

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残る3台は、#19 BRPが3位、#45 Audi Team DreamDriveが4位、#65 Audi Team Marsが6位で完走した。

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ST-Xクラスでは、7番手スタートの#83 Phoenix Racing Asiaがクラス2位を獲得。オーナーのマーチー・リー氏は「24時間レースは、ときにハッピーになったり、ときに悔しかったり、とてもエモーショナルなものでした。Audi R8 LMSはとても信頼性が高く、リペアパーツを用意してくれるなどサポート体制も充実していてベストカスタマーレーシングカーのひとつといえると思います。我々も勝てるチャンスはありましたが、ペナルティを受け、無線連絡もミスもあって今回は残念な結果となりました。ただ日本のファンが家族でレースを楽しんでいる姿がとても印象的でした。チームとして来年もぜひ挑戦したいです」と語っている。

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次戦のピレリスーパー耐久シリーズ2018 第4戦「スーパー耐久レースinオートポリス」は7月14日〜15日に開催される。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Audi Japan)

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