121028-WEC-04.jpg2012年10月28日、WEC第8戦・上海6時間耐久レースが行われ、トヨタTS030ハイブリッドが総合優勝、アウディR18 e-tron クワトロは2位、3位に終わった。注目のドライバーズタイトルは、マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエの3名が獲得した。 2012年シリーズはこの上海が最終戦。アウディは8戦中5戦でポールポジションを獲し、5回の優勝を果たした。また、すでに8月の段階でマニファクチャーズタイトルを手に入れている。

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残念ながら、上海では優勝を逃し、#2にはトム・クリステンセン/アラン・マクニッシュがドライブするカーナンバー2が2位、ファスラー/ロッテラー/トレルイエのカーナンバー1が3位に終わっている。

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レース後、ドライバーズタイトルを獲得したマルセル・ファスラーは「アウディには本当に感謝しています。アウディのおかげで、この素晴らしい経験をすることができました。素晴らしいチームで、素晴らしいチームメイトに恵まれました。チャンピオンを獲得できたことに本当に驚いていますし、ワールドチャンピオンになれたことを嬉しく思っています」と述べている。

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一方、アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング・ウルリッヒは「マニュファクチャラーズチャンピオンに続き、ドライバーズチャンピオンも獲得できたことは、非常に喜ばしいことです。残念なことに、今年の中国のレースで優勝を獲得することはできませんでした。非常に強力なライバルの出現は、われわれの来年に掛けるモチベーションを高めてくれています」と述べた。

アウディ対トヨタの戦いにより、ますます盛り上がりを見せるWEC。来年もこの2メーカーのバトルから目が離せない!

(Text by Satoshi Ubukata)

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