2026年5月7日、Volkswagenは、「Golf GTI」誕生50周年を記念した特別モデル「Golf GTI EDITION 50」が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)において、FF(前輪駆動)市販車として最速となるラップタイムを記録したと発表した。

今回のアタックでは、Volkswagenのテスト&開発ドライバーを務めるベンヤミン・ロイヒター選手がステアリングを握り、全長20.832kmのノルドシュライフェを7分44秒523で周回。従来のFF市販車記録を更新し、Golf GTI EDITION 50が新たなベンチマークとなった。
Golf GTI EDITION 50は、GTI誕生50周年を記念したアニバーサリーモデルで、最高出力239kW(325PS)を発生する2L直列4気筒ターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は5.3秒、最高速度は270km/hに達する。
シャシーにはフロントにマクファーソンストラット式、リヤに4リンク式サスペンションを採用。標準仕様でも通常のGolfより15mmローダウンされ、DCC(アダプティブシャシーコントロール)を標準装備する。さらに今回の記録車両には、オプション設定される「GTI Performance package EDITION 50」が装着されていた。
このパッケージでは、さらに5mmローダウンされた専用シャシーに加え、チタン製リヤサイレンサーを備えた軽量R-Performanceエキゾーストシステム、19インチ鍛造ホイール、そして235/35 R19サイズのブリヂストン製「Potenza Race」セミスリックタイヤを採用。サーキット性能を強く意識した内容となっている。

アタックを担当したロイヒター選手は、「ノルドシュライフェはコーナーや路面のうねり、ジャンプスポットなど、非常に多彩な要素を持つ特別なコースです。そして、このGTIもまた特別です。圧倒的なパワーとニュートラルなハンドリングを持ちながら、あらゆるギャップをしなやかに吸収します」とコメントした。さらに、「単なる記念モデルではなく、50年にわたるGTIの歴史と技術、情熱が凝縮された1台です」と、その完成度を高く評価している。
GTIは1976年の初代登場以来、Volkswagenにおける“ホットハッチ”の象徴として進化を続けてきた。高性能エンジンと精緻なシャシー、前輪駆動ならではの軽快なハンドリング、そして日常性を兼ね備えるという基本コンセプトは、世代を超えて受け継がれている。これまでに世界累計250万台以上が生産されており、Golf GTI EDITION 50はその歴史に新たな1ページを刻むこととなった。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Volkswagen AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。


