イギリスのチューニングブランド「RacingLine」は、2025年11月1日から11月30日までの1カ月間、恒例のブラックフライデーセールを実施する。毎年多くの問い合わせを集める人気企画であり、今年も例年同様の割引率を維持しながら、ECU／TCUソフトウェアからハードウェア製品まで幅広いアイテムを特別価格で提供する。
同社はVolkswagenやAudiなど向けに高品質なパフォーマンスパーツを展開するブランドとして知られ、とくに純正と親和性の高いチューニングソリューションで支持を集めている。今回のセールも、純正志向ユーザーからサーキットユーザーまで幅広い層にとって見逃せない内容となっている。
ECU／TCUソフトウェアが20％オフ、PDM／PCMも割引対象
セールのうち、まず注目したいのがソフトウェア関連製品である。対象は「ECU／TCU」単体またはパッケージ商品で、メーカー希望小売価格から20％の割引が適用される。これらはRacinglineの中核を成す商品群で、エンジンやトランスミッションの制御を最適化することで、アクセルレスポンスやトルク特性を改善し、走行性能を引き上げるプログラムとして知られている。
加えて、「PDM（Performance Data Manager）」および「PCM（Performance Control Module）」もそれぞれ10％オフとなる。これらのモジュールは、車両のパフォーマンスデータの管理や制御に関わる機能を提供し、サーキット走行時のデータロギングや出力制御などをより精密に行うことができる。
ハードウェア製品は最大15％オフ、人気のR600インテークも対象に
一方のハードウェア部門では、特別割引商品として定められた一部製品が15％オフとなる。対象となるのは以下のカテゴリーだ。
- カーボンリヤブレース（VWR81G700ほか）
- オイルキャッチタンク／オイルマネージメントキット（VWR13G700ほか）
- スタッド＆ナットキット（VWR630000〜003）
- 「R600」および「R601」インテークシステム
- インレットホース、エルボー、マフラーデリート類
- イグニッションコイル（VWR900000〜004）
- スポーツスプリング（VWR31シリーズ）
- すべてのRacinglineホイール（VWR600／VWR610プレフィックスを含む）
これらは同ブランドを代表する人気アイテムであり、とくに「R600」インテークはGolf GTIやAudi S3などEA888系エンジン搭載車向けのベストセラーとして定評がある。吸気効率を高めることで中高回転域の伸びを改善し、サウンドチューニング効果も期待できることから、世界中で多くのユーザーに採用されている。
また、サスペンションの基本を押さえたスポーツスプリングや、整備性・信頼性を高めるスタッド＆ナットキットなど、いずれも日常走行からサーキットまで幅広いシーンで性能を発揮するアイテムが揃う。これらの特別割引対象以外のハードウェア製品についても、すべて10％オフが適用される。
輸入コスト上昇の中でも割引率を維持
同社によれば、為替や輸送コストの上昇が続くなかでも、例年と同様の割引率を維持してセールを実施するとのこと。ユーザーが少しでも購入しやすいよう努力を重ねたとし、「日ごろの感謝を込めたキャンペーン」と位置づけている。
RacingLineでは、セール開始前からすでに多くの問い合わせが寄せられているといい、同社は「期間中は本社・日本代理店ともに問い合わせが集中するため、回答に時間を要する場合がある」と理解を求めている。
RacingLineのブラックフライデーセールは、例年同様、純正品質を維持しながら走行性能を高めたいユーザーにとって大きなチャンスとなる。今年もソフトウェアとハードウェアの両面でラインアップが充実しており、チューニングを検討するVolkswagen/Audiオーナーにとって注目すべきキャンペーンといえる。
Racingline製品のお求め・ご相談は、「maniacs STADIUM」などの取扱ショップへ、お気軽にどうぞ！
(Text by 8speed.net Editorial Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。
