2025年10月31日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ、本社:愛知県豊橋市、代表取締役 マティアス・シェーパース)は、2025年11月1日付でマーティン・ザーゲ(Martin Sarge)氏がフォルクスワーゲン ジャパンのブランドディレクターに就任すると発表した。ザーゲ氏はドイツ国籍を持ち、20年以上にわたりフォルクスワーゲンのセールスやマーケティングの分野でキャリアを積んできた人物である。

画像: フォルクスワーゲン ジャパンの新ブランドディレクターにマーティン・ザーゲ氏が就任

欧州・中国で豊富な実績を持つマーケティングの専門家

ザーゲ氏はゲオルク・アウグスト大学で経営学を専攻後、2004年にフォルクスワーゲン本社の国際研究生プログラムに参加し、翌2005年に正式入社。以来、同社の販売計画やセールス&マーケティング部門に携わり、着実にキャリアを重ねてきた。

2011年から2016年にかけてはドイツ国内における製品マーケティング責任者を務め、続く2016年から2019年には、コンパクトカーラインの製品管理を統括するセールス&マーケティング部門の責任者として活躍した。さらに、2019年から2022年には中国の合弁会社「一汽フォルクスワーゲン(FAW-Volkswagen)」に出向し、マーケティング&ユーザーオペレーション担当シニアバイスプレジデントとして現地の販売戦略を牽引している。中国市場での経験は、グローバルな顧客志向の拡大に大きく貢献したと評価されている。

2022年から2023年にかけてはドイツ国内のフォルクスワーゲン乗用車ブランドセールス責任者、そして2023年以降は全世界のフォルクスワーゲンモデルにおける価格戦略計画責任者として、グローバルレベルでの経営的な視点も磨いた。今回の日本市場での就任は、そうした多面的な経験を活かす新たな舞台となる。

「重要な日本市場で責任ある立場を担うことを誇りに思う」

就任にあたり、ザーゲ氏は「フォルクスワーゲンにとって重要な日本市場におけるブランドディレクターに就任することをうれしく、誇りに思っています。これから、責任ある立場でブランドを築いていくことを楽しみにしています」とコメントしている。
この発言からは、フォルクスワーゲン ジャパンの今後のブランド構築に対する強い意欲と、長年培ってきたグローバル視点による戦略的アプローチへの自信がうかがえる。

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ザーゲ氏のリーダーシップのもとで、日本市場におけるフォルクスワーゲンのブランド価値を再び高めることを目指す。グローバルな知見を活かしながら、電動化とブランド再構築という大きな転換期をどう乗り越えるかが注目される。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photo by Volkswagen Japan)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。

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