RacingLineが、フォルクスワーゲングループの最新「EA888 Gen.4」型2.0TSIエンジンに対応する新開発のオイルキャッチタンクシステムを発表した。日本ではAdenau(アデナゥ)が正規輸入元として取り扱う。

画像1: 【RacingLine】EA888.4エンジン対応のオイルキャッチタンクを発売

吸気系の汚れを防ぎ、パフォーマンスを維持

今回登場したRacingLine製オイルキャッチタンクは、Golf8や現行型Audi A3/S3(8Y)など、EA888 Gen.4の2.0 TFSIエンジン搭載車向けに専用設計されたものだ。走行中に発生するオイルミストや水蒸気が吸気経路へ再循環するのを防ぎ、インタークーラーやインテークマニホールド、吸気バルブ内部の汚れやカーボン蓄積を抑制。これにより、エンジンの空気流動を常にクリーンな状態に保ち、長距離走行においても安定した性能と燃焼効率を維持することを目的としている。

画像: 吸気系の汚れを防ぎ、パフォーマンスを維持

構造の要となるのは、3層構造のトリプルバッフル設計とフォームフィルターシステムだ。これによりオイル蒸気と水分をきわめて効率的に分離。公道走行からサーキット走行、レースユースまで、あらゆる走行環境下で適切なクランクケース換気を確保するという。

機能美とメンテナンス性を両立

キャッチタンク本体は、6061-T6ビレットアルミニウムからCNC加工で精密に削り出され、耐久性に優れるグロスブラックアルマイト仕上げを採用。エンジンルームに自然に溶け込むデザインながら、精緻な仕上げによって“エンジニアリングアート”と呼ぶにふさわしい外観を備える。

また、ローレット加工が施されたオイルレベルゲージを一体化することで液面チェックが容易となり、ベースドレンプラグの採用により素早いメンテナンスが可能だ。さらに利便性を高めるオプションとして、リモートドレンキットも用意されている。

取り付けはエンジンマウント横にある純正ボルトを利用して固定する方式で、後付け感のないクリーンな仕上がりを実現している。製品はRacingLineの国内正規販売店を通じて入手可能だ。

適合車種

適合対象は以下の通りで、いずれもEA888 Gen.4型2.0TSIエンジンを搭載するモデルとなる。

  • Volkswagen Golf 8/8.5 GTI(2020年以降)
  • Volkswagen Golf 8/8.5 GTI Clubsport(2020年以降)
  • Volkswagen Golf 8/8.5 R(2020年以降)
  • Volkswagen Arteon/Arteon R(2020年以降)
  • Volkswagen T-Roc R(2021年以降)
  • Volkswagen Tiguan II/Tiguan R(2020年以降)
  • Audi A3 2.0 TSI(8Y/8Y.2、2020年以降)
  • Audi S3(8Y/8Y.2、2020年以降)
  • Audi TT/TTS(8S、EA888.4搭載モデル、2021年以降)
  • Audi SQ2(フェイスリフトモデル、EA888.4搭載車、2021年以降)

なお、新型キャッチタンクは、既存のRacingLineドレインキット(部品番号:VWR130006、VWR13G800RFK)に対応しており、オイル排出作業を容易にする。また、Golf Rなど一部モデルではウォッシャータンクの位置が異なるため、専用の「MQB Evoリモートウォッシャーリフィルキット」の装着が必要となる。

商品に関するお問い合わせは下記まで。

問い合わせ先
RacingLine Performance 日本正規輸入元
Adenau(アデナゥ)
〒186-0011 東京都国立市谷保6-24-18
TEL:042-519-5763/FAX:042-519-5764
URL:https://www.racingline.com

(Text by 8speed.net Editorial Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。

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