2024年11月15日、PAIG Japan Automobile Investment合同会社(以下PAIG)は、傘下で正規ディーラーを運営するアウディジャパン販売株式会社(AJS)とフォルクスワーゲンジャパン販売株式会社(VJS)を2025年1⽉1⽇に合併し、Audi Volkswagen Retail Japan株式会社(AVRJ)を設立すると発表した。

画像1: 2025年1月、Audi Volkswagen Retail Japanが誕生

PAIG社は、Porsche Holding Salzburg GmbH(以下PHS)の日本法人として2018年に設立された。PHSは、1947年に、フェルディナント・ポルシェのふたりの子、ルイーゼ・ピエヒ(フェルディナント・ピエヒの母)とフェリー・ポルシェにより創立された会社で、1949年には、オーストリアにおいてフォルクスワーゲン ビートルの輸入・販売をスタートしている。

その後、フォルクスワーゲン グループの全ブランドを扱うことになり、ヨーロッパ最大の自動車販売会社に成長。2011年にはドイツのフォルクスワーゲンAGの100%子会社となり、現在はヨーロッパ23カ国に加えて、コロンビア、チリ、中国、マレーシア、シンガポール、日本で営業を行っている。

PAIGは、2019年1月にVJSを、2022年にはAJSをそれぞれフォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)から譲り受け、さらに2022年4月には、Porscheの販売を⾏う新会社Exclusive Cars Japan合同会社を設立。現在、日本国内でVolkswagen11拠点、Audi12拠点、Porsche2拠点を運営している。

画像2: 2025年1月、Audi Volkswagen Retail Japanが誕生

PAIGのウェブサイトには、「新会社となるAudi Volkswagen Retail Japan株式会社は、AJSとVJS双方のノウハウやリソースを最大限に活用することでシナジーを創出し、お客様にこれまで以上に質の高いサービスを提供して参ります」と記されている。

なお、今回の統合により保険代理店も統合されるが、「ご加入いただいている保険契約も現在お引き受けの店舗、担当者が引き続き責任をもって担当させていただきます」とのことだ。

(Text by Satoshi Ubukata)

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