2024年5月31日、フォルクスワーゲンは伝統の24時間耐久レースが開催されるドイツ・ニュルブルクリンクにおいて、新型「Golf GTI Clubsport」を発表した。

画像: 新型Golf GTI Clubsportをアンベールするベニー・ロイヒター(写真左)とハンス=ヨアヒム・スタック(写真右)

新型Golf GTI Clubsportをアンベールするベニー・ロイヒター(写真左)とハンス=ヨアヒム・スタック(写真右)

Golf8.5 GTIがベースとなる新型Golf GTI Clubsportは、専用デザインの前後バンパーや大型のルーフスポイラー、ブラックペイントのルーフなどにより、精悍なエクステリアデザインに仕立てあげられている。5個の半楕円が特徴の“クイーンズタウン”19インチアルミホイールはGolf5時代の“デトロイト”ホイールを彷彿とさせる。オプションの鍛造ホイールは1本あたりの重量が約8kgで、バネ下重量の軽減が可能だ。

ニュルブルクリンクに最適化されたドライビングプロファイルが追加されるのもGolf GTI Clubsportの特徴のひとつ。アダプティブシャシーコントロール“DCC”はオプションで選択が可能だ。

2.0 TSIのEA888 LK3 evo4エンジンは、最高出力221kW(300ps)、最大トルク400Nmの実力を備え、0-100km/h加速は5.1秒、最高速は250km/hで速度リミッターが作動する。レースパッケージを選択すれば最高速を267km/hまで引き上げることも可能である。

画像10: 「Golf GTI Clubsport」がニュルブルクリンクでワールドプレミア

日本ではGolf7の時代に「Golf GTI Clubsport」と「Golf GTI TCR」が導入されており、この新型Golf GTI Clubsportの上陸も大いに期待したい。

(Text by Satoshi Ubukata)

This article is a sponsored article by
''.