2023年に登場したモデルのなかで、乗り逃していた特別仕様車「Golf Variant TDI Active Advance Platinum Edition」をチェック!

画像1: 【ミニ試乗記】Golf Variant TDI Active Advance Platinum Edition

「Platinum Edition」は、フォルクスワーゲンの日本正規輸入70周年を記念して発売された特別仕様車。「Golf」「Golf Variant」をベースに、充実した装備と魅力的な価格設定が自慢のお買い得モデルである。

詳しくは上記のニュースをご一読いただくとして、今回ようやく実車に触れることができたのが「Golf Variant TDI Active Advance Platinum Edition」だ。

ベースモデルの「Golf Variant TDI Active Advance」は、LEDマトリックスヘッドライト"IQLIGHT”や純正ナビゲーション“DiscoverPro”、ヘッドアップディスプレイといった人気装備が標準で装着されていて、このPlatinum Editionでは駐車支援システム“Park Assist”が省かれるかわりに価格が38万4000円安の420万円に。さらに、通常モデルでは選択できない“DCCパッケージ”が設定されているのも見逃せないところだ。試乗車にはDCCパッケージが装着されており、これにあわせてタイヤサイズが225/45R17から225/40R18へとインチアップされている。

このクルマに搭載されるのは、最高出力110kW(150ps)/3000〜4000rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/1600〜2750rpmを誇る2L TDIエンジン。これに、湿式の7速DSGが組み合わされる。駆動方式はFFだ。

その印象は、お世辞抜きにクラストップレベルの実力! TDIらしく低速から加速は力強いうえに、一世代前の2.0 TDIエンジンに比べてエンジンの振動やノイズが格段に低減されており、1.5 TSIエンジンよりもむしろ静かに思えるくらいのマナーに良さだ。この日は短時間・短距離の市場ということで燃費はチェックできなかったものの、以前、Golf Variant TDIを試乗したときには高速で20km/Lを下回ることはなく、100km/h巡航時には27km/Lをマークしたこともある。

画像5: 【ミニ試乗記】Golf Variant TDI Active Advance Platinum Edition

一方、乗り心地については、Golf Variantらしい落ち着いた挙動を示す一方で、18インチへのインチアップによるものか、路面によってはしなやかさに欠けることも。このクルマの場合は、標準の17インチのほうが相性はいいようだ。

2023年6月の価格変更にともない、車両価格が400万円を超えてしまったものの、装備内容と性能を考えるととても魅力的なGolf Variant TDI Active Advance Platinum Edition。個人的には“いまGolfを買うならこれ!”と思っている一台である。

(Text & Phptps by Satoshi Ubukata)

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