“雪も走れる夏タイヤ”として、登場以来人気が高まる「MICHELIN CROSSCLIMATE」が「CROSSCLIMATE 2」へモデルチェンジ。その進化をGolf Touranオーナーとともに探ります。

画像: “雪も走れる夏タイヤ”が進化! 「MICHELIN CROSSCLIMATE 2」が変えるカーライフ(前編)

“二足のわらじ”を履くGolf Touranオーナー

今回登場するのは、自動車メーカーやメディア向けなどのクルマ撮影や、モータースポーツの写真を撮り続けているフォトグラファーの小林 稔さん。現在、日本レース写真家協会の会長を務める、この分野の第一人者です。その一方で、お嬢さんであり、サックスプレーヤーの小林香織さんのマネジメントも手がけています。プライベートではVolkswagenやAudiを乗り継ぎ、現在は2018年登場の限定車「Golf Touran TDI Premium」で、四季を問わず日本中を駆け回っているのです。

実はこのGolf Touranは、以前、8speed.net編集部で所有していたクルマそのもので、縁あって小林さんが購入。それが2回目の車検を迎えるにあたり、「これを機にタイヤを新調しようかな」ということで選んだのが「MICHELIN CROSSCLIMATE 2」でした。

画像1: “二足のわらじ”を履くGolf Touranオーナー

小林さんがこのクルマを受け継いだとき、装着されていたのが「MICHELIN CROSSCLIMATE 」。そのデザインを見て、かなり驚いたそうです。

画像2: “二足のわらじ”を履くGolf Touranオーナー

「トレッドパターンが独特でした。センターに縦溝がないタイヤはこれまで見たことがなかったので、インパクトがありましたし、雨の日は大丈夫なのかと少し不安になりました。クルマやタイヤに詳しいレース関係者でも知らない人は少なくなくて、『このタイヤは何?』『ミシュランがこんなタイヤを出しているんだ』とサーキットでよく聞かれましたね」(小林さん)

“雪も走れる夏タイヤ” 「MICHELIN CROSSCLIMATE」の日本発売は2019年

MICHELIN CROSSCLIMATEは四季を通じて走行可能ないわゆる“オールシーズンタイヤ”。日本ミシュランタイヤでは2019年にこの商品を導入しました。その際に打ち出したが“雪も走れる夏タイヤ”でした。

「一言でオールシーズンタイヤといっても、実はいろいろなバリエーションがあります。私たちがCROSSCLIMATEを販売するにあたっては、『あくまでサマータイヤです。雪が走れるのはプラスアルファの性能です』というところからスタートしました」

そう語るのは、日本ミシュランタイヤのBCタイヤ事業部マーケティング部でブランドマネージャーを務める成瀬朋伸さん。タイヤとしての性能が中途半端ではないかというイメージを与えないよう、まずはサマータイヤとして高い性能を持つことを謳ったうえで、雪道も安心して走れることをアピールしたといいます。

画像: “雪も走れる夏タイヤ” 「MICHELIN CROSSCLIMATE」の日本発売は2019年

その実力は小林さんも経験済み。「春から秋にかけては、大人4人と荷室一杯の撮影機材を積んでサーキットまで移動することがよくありますが、どんな天候でも不安を感じたことはありませんね。高速でコーナーを駆け抜けるようなときでも、スタッドレスタイヤのような腰砕け感はないですし。乗り心地も快適で、トレッドパターンを見てすこし心配だったロードノイズも気になりません。乗り始めてしばらくしたら、タイヤを意識することがなくなりました(笑)」とは小林さん。

これに対して、成瀬さんは「“タイヤのことを気にせず、運転に集中できる”というのはまさにミシュランの狙いどおり」と応えました。

一方、雪道については、小林さんから意外な発言が!?

「雪の中でクルマを撮影することは何度もありますが、自分で雪道を運転するのは大の苦手でした。できることなら雪道では運転したくないと思っていたくらいです」(小林さん)

ところが、小林香織さんが数年前から松任谷由実さんのコンサートツアーのメンバーに加わったことから、雪の時期に新潟県の苗場スキー場で開催される「YUMING Surf & Snow in Naeba」に参加。Golf Touranで雪道を走る必要に迫られたのです。

「Golf TouranにはCROSSCLIMATEが装着されていましたが、本当にこれで雪道が走れるのか、とても心配でした。しかし、実際に雪道を走ったことがある8speed.net編集部員から、『圧雪路なら全然問題ありませんよ!』と太鼓判を押されて、意を決して冬の苗場に行くことにしました」(小林さん)

そこで感激したのがCROSSCLIMATEの実力でした。「最初は雪道をおそるおそるゆっくり走っていたのですが、思いのほか簡単に走れちゃって、『えっ、こんなに雪道って簡単なの?』というのが最初の感想でした。もちろん油断は禁物ですが。こんなことなら、もっと早く雪道デビューしておけば良かったと思いました。昨シーズンは、私だけでなく家族全員が不安になるほどの大雪に見舞われましたが、それでも無事に走り切り、CROSSCLIMATEへの信頼感が高まりましたし、雪道の運転にも自信が持てるようになりました」(小林さん)

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Satoshi Ubukata, Hiroyuki Ohshima)

後編に続く……

■関連リンク
日本ミシュランタイヤ公式サイト
MICHELIN CROSSCLIMATE 2

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