フォルクスワーゲンは、7月5日、新型「T-Cross(マイナーチェンジモデル)」を発表した。ヨーロッパ市場において2023年の第4四半期に先行販売が開始される予定だ。

画像1: フォルクスワーゲン、発売から4年で約120万人のユーザーに選ばれたコンパクトSUV・新型「T-Cross(マイナーチェンジ)」を発表

新型T-Crossのエクステリアの主な特徴として、一体型LEDヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、LEDテールライトクラスターの採用が挙げられる。新色のボディカラーには、グレープイエロー(ソリッド)、クリアブルーメタリック、キングスレッドメタリックの3つが用意された。

画像2: フォルクスワーゲン、発売から4年で約120万人のユーザーに選ばれたコンパクトSUV・新型「T-Cross(マイナーチェンジ)」を発表

新型T-Crossのインテリアについては、ダッシュパネルが新設計となり、柔らかい布張りの非常に高品質な表面素材が採用されている。また、対角線の長さは20.3cm・8インチのタッチスクリーンを標準装備、最上級グレードには対角23.4cmの9.2インチのディスプレイが搭載される。マニュアルエアコンが標準装備とされ、バックライト付きタッチスライダー付きオートエアコン「Air Care Climatronic」もオプションで設定される。

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新型T-Crossのラゲッジスペースについては、リヤシートの高さまで荷物を積み込んだ場合、385リットルから最大455リットルの荷物室容量を確保。リヤシートを倒すと(60:40分割)、フラットな積載エリアが形成され、最大1,281リットルの積載量(前席背もたれの高さまで積載)を実現した。

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新型T-Crossは、このクラスでは唯一となる縦および横方向の車両制御を向上させるトラベルアシストをオプションで設定しており、レーンアシストは車両を車線内に維持するのにも効果的だ。

T-Crossは発売からわずか4年で約120万人のユーザーに選ばれ、コンパクトSUVの中でトップの地位を獲得。毎年平均30万台が生産されている。

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(Text Toru Matsumura)

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