日本発の自動車映画祭「International Auto Film Festa」が開催され、2023年3月31日には第1回の受賞作品が発表された。

画像1: 日本発の自動車映画祭「International Auto Film Festa」の第1回受賞作品が決定

日本の主力産業のひとつである自動車について、文化やアートという視点から映像により情報を発信するとともに、そうした映像の存在感を高めるたいという思いから2023年にスタートした映画祭が「International Auto Film Festa」(以下IAFF)。記念すべき第1回は、2023年1月1日に作品の募集を開始し、2月28日の締め切りまでに、10カ国から46作品の応募を受け付けている。

8speed.netは、「CAR GRAPHIC」、「Auto Bild JAPAN」とともに、メディアパートナーとしてこの取り組みに協力し、メディアパートナー賞の選出を行った。

栄えある「International Auto Film Festa賞」を獲得したのは、28年間大切に所有されてきたクルマとの家族を描いた「LOVE_4_RAV” [28-year one-owner car, the story of Toyota RAV4 L]」。

映像から伝わってくるドライバーと撮影者の距離感がとても良かった。洗練された映像には一定の安心感があり、ダントツで心に刺さる作品だった。クルマが家族の一員であり、それが当然という存在感が伝わる。クルマに対する愛情が感じられる作品(International Auto Film Festa 実行委員会)

というのが選考理由である。

画像2: 日本発の自動車映画祭「International Auto Film Festa」の第1回受賞作品が決定

一方、8speed.net賞には、ワーゲンバスとの生活を描いたドイツの作品「Mein Volkswagen T1 Samba Bus Baujahr 1966」が選ばれている。

一番、目に止まったのがこの古いVWバスのストーリー。いくつか古いクルマを取り上げた作品はあったが、中でもこのVWバスのストーリーに関しては、バスの紹介だけでなく、オーナーのライフスタイルが感じられる、とても温かみのある作品でした。(8speed.net編集長・生方 聡)

画像3: 日本発の自動車映画祭「International Auto Film Festa」の第1回受賞作品が決定

また、「CAR GRAPHIC賞」には「Solpor」、「Auto Bild JAPAN賞」には「G/MOTION' x Motocrane PromotionVideo」がそれぞれ選出されている。

なお、各賞を受賞した作品は、こちらのリンクから閲覧が可能である。

International Auto Film Festa 実行委員会は、第2回の開催概要を発表。詳細については公式ウェブサイト(https://www.autofilmfesta.net)にて随時発表する予定となっているので、興味のある人はお見逃しなく!

第2回開催概要

名 称:International Auto Film Festa the 2nd
主 催:International Auto Film Festa 実行委員会
URL:https://www.autofilmfesta.net
募集期間:2024.1.1 〜 2024.2.29 ※予定
発 表:2024.3月 ※予定
賞:InternationalAutoFilmFesta賞他、各部門賞などを準備中
応募費用:無料
映像規定:詳細は順次公式サイトへ掲載。
参加条件:クルマへの愛があること。 個人、グループ、企業など、国籍年齢問わずすべての方が参加可能。
作品言語:日本語、英語、または日本語か英語の字幕

(Text by Satoshi Ubukata)

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