ダブルキャブ搭載の「ID.Buzz」は実現するのか? ダブルキャブと荷台を備えるID.Buzz。それはとても魅力的だ。特許出願により、実現に現実味を帯びてきた。

※この記事は「Auto Bild JAPAN Web」より転載したものです。

画像1: 【Auto Bild】「Doka Buzz」がやってくる!?

ダブルキャブのID.Buzzに関する新着ニュース! フォルクスワーゲンは、荷台のある4ドアID.Buzzの特許を申請している。しかし、これでこの「Doka Buzz(ドカ バス)」の発売が決まったわけではない。フォルクスワーゲン商用車部門によれば、需要がどの程度あるのかを検証している段階とのことである。

一方、2023年からID.Buzzの商用車版にロングホイールベース仕様が追加されることが確定している。つまり、ID.Buzzの新バリエーションが登場することになる。とくに商用車用のID.Buzzには注目が集まっているようで、これまでのID.Buzzの受注の半分が、スライドドア付きの「Cargo」(バン)だったそうだ。電気自動車の商用車ID.Buzzは将来有望である。

Dokaは長い伝統を誇る

話をダブルキャブに戻せば、2022年4月に、フォルクスワーゲンがデザインスケッチとして、このDoka(ダブルキャブの略称)を登場させている。Dokaは、リヤアクスルの直前までID.Buzzの乗用車版と設計を共有する。異なるのは、2列目シートの後ろに荷台が備わることだ。

画像: 2列の座席と荷室を備える「DoKa」。写真はT3。

2列の座席と荷室を備える「DoKa」。写真はT3。

このボディ構成は、「T1」に始まり、フォルクスワーゲンには長い伝統がある。こういうスタイルの商用車を必要としている人たちだけでなく、多くのフォルクスワーゲンファンにとっての待望の1台となりそうだ。ぜひ登場を期待したい。

(Text by Peter R. Fischer / Photos by Volkswagen AG)

画像2: 【Auto Bild】「Doka Buzz」がやってくる!?

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