7月上旬のある日、Golf8 eTSI Styleを購入したフォルクスワーゲン春日部に行きました。Golf8の納車から3カ月ぶりの訪問です。
ショールームの入り口には新型「Polo」が展示されていましたが、もちろんPoloを見にきたわけではなく(笑)、今回はウチのGolf8が“サービスキャンペーン(無償修理)”の対象になったため、入庫しました。
クルマの改善措置には「リコール」、「改善対策」、「サービスキャンペーン」があり、その違いは下記のリンクに説明があります。簡単にいえば、そのままでは保安基準に適合しない、または、適合しなくなるおそれがあるのに対応するのがリコール、保安基準に適合しなくなるおそれはないが安全上または公害防止上対応すべきものが改善対策、リコールや改善対策には該当しないが、不具合が発生しないよう対応しておくべきがサービスキャンペーンということになります。
今回は3つの改善措置のなかではもっとも軽いサービスキャンペーンで、48Vマイルドハイブリッドシステム搭載のGolf8において、48Vバッテリーおよび12Vバッテリーに充電されないことがあり、最悪の場合はバッテリーが上がって走行できなくなるというものです。
対象となるのは2021年3月24日から2021年8月27日までに輸入された1.0 eTSIと1.5 eTSIを搭載するGolf8とGolf8 Variantで、詳細は下記のリンクをご覧ください。
マイルドハイブリッドシステムの制御プログラムの不具合 (PDFが開きます)
サービスキャンペーンの作業は、マイルドハイブリッドシステムの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるというもので、専用の診断機を車両につないで行います。
作業は1時間ほどで終了! 実は知人のGolf eTSI R-Lineが48Vバッテリー上がりを起こして、キャリアカーで正規ディーラーに運び込まれたという話を耳にしていたため、そうなる前に対策ができてホッとしました。
サービスキャンペーンのお知らせが届いている方は、どうぞお早めに作業の予約を!
(Text & photos by Satoshi Ubukata)