SUPER GT第3戦の取材のため、クルマで鈴鹿まで行ってきました!
鈴鹿サーキットはいつもクルマで出かけますが、それにあわせて試乗車を借り、燃費チェックをするというのが恒例になっています。しかし、今回は愛車のGolf8 eTSI Styleで、初めてのロングドライブ。ただ往復するのもなんなので、こんなテーマを考えました……「途中、給油せずに東京〜鈴鹿を往復できるか?」
東京(厳密には東京に隣接する千葉ですが)から鈴鹿は、常磐道〜首都高速〜東名〜新東名〜伊勢湾岸道を通って片道約450km。現地で50kmくらい走るとして、トータルの走行距離は950km前後になります。そのうち一般道の走行は80km程度でしょうか。
高速を80km/hくらいのペースで走れば楽勝ですが、今回は制限速度いっぱい(120km/h制限区間は120km/hで!)、しかも、ACCを使って楽をしながら無給油の旅に出ることにしました。
往路はあいにくの雨。東名下りの海老名SA付近では朝から渋滞が発生していて、また、新東名の静岡エリアでは雨が激しく、フロントアシスト、アダプティブクルーズコントロール、レーンアシストが全部停止するほどでした。しかし、途中から雨が上がり、夏の日差しに。みえ川越インターで伊勢湾岸道を降り、そこからは一般道で鈴鹿サーキットへと向かいます。その途中で渋滞に見舞われたり、鈴鹿市内でも流れが遅い場面がありました。
一方、レースの取材後は、市内の渋滞を避け、遠回りして亀山インターから東名阪道に入ったおかげで渋滞はほぼゼロ。その後、東名上りの鮎沢PAの先で数kmの渋滞にはまったものの、思いのほかスムーズに帰ることができました。
その結果が下の写真です。燃料の残量警告が点きましたが、走行距離955km、残り走行可能距離70kmで、無事に無給油ドライブを終えることができました。平均燃費は19.7km/Lでした!
以前、TDIのクルマで東京〜鈴鹿を往復したときは「TDIってすごいなぁ」と思ったものですが、ガソリンエンジンのGolfで途中給油が不要になるとはすごい進化です! 次はどこに出かけようかな(笑)
(Text by Satoshi Ubukata)