大変ご無沙汰しております。自動車ライターの大音です。2020年10月の更新を最後に1年以上が経過してしまいました。

画像1: 【Bora V6 4MOTION】Boraも再起動! 車検を取得し、17歳を迎える

まず前回を振り返ると、寄る年波を感じずにはいられない愛車の厳しい現実(コスト的)に、悩んでしまったわけですが、助っ人の登場によりDIYで乗り切ることを決断しました。そのタイミングが約2年前の車検前となります。端的に話せば、前回の車検は、無事クリアしました。その結果、「再び普通に乗れるようになったから、まっいっか!」と私が修理に飽きてしまい、更新がストップという落ちが予想されますが、さらなるアクシデントに見舞われてしまうことに……。

一歩進んで、再びスタートに戻るどころか、むしろ、一歩以上の後退した状況に。それはある個所に問題が発生すると、問題が複数の箇所で発生してしまうため、危うく迷宮入りしそうになってしまったのが原因でした。最初、自分たちで行っていた検証では、修理箇所が絞れず、忙しかったこともあり、心が折れてしまったのです。そのため、前回の車検から2年間の走行距離は、わずか600kmほど。2年前の車検時に交換したバッテリーは完全に上がってしまい、簡単には復活しない状態でした。これは保管場所の関係で、約1カ月もエンジン始動すらしないことがありましたから、バッテリーの性能を責めるのは少しかわいそうかもしれません。

トラブルの内容と修理については、あらためてレポートしますが、まずは結果から。助っ人の活躍により2021年秋の車検も無事クリアしました。そう、問題の箇所を修理することができたのです。諦めかけていた2021年の車検継続を決断。今回も車検費用を抑えるべく、ユーザー車検を選択しました。

画像2: 【Bora V6 4MOTION】Boraも再起動! 車検を取得し、17歳を迎える

ガソリンスタントなどで見られる格安車検は、ユーザー車検を代行してくれるサービスですが、自身で車検場に持ち込めば、完全に実費で済みます。近年は、不景気というご時世を反映してか、ユーザー車検も増えている様子。車検場の検査を受けるには、事前に来場して予約する必要がありましたが、今はネットでユーザー車検の予約が行えるようになっています。

まずは費用の総額から!

費用科目 費用
テスター代1,650円
検査登録印紙400円
審査証紙1,800円
重量税45,600円
自賠責保険(24カ月分)20,100円
総額69,550円
ボーラ車検時に必要となった検査場での実費(直前のテスター代も含む)

実費だと、約7万円に抑えることができました。もちろん、別途、事前の点検整備が必要ですが、それを含めても予算を抑えることができます。今回は事前に、各部の点検、問題のトラブル修理、オイル及びオイルフィルターの交換、バッテリー交換、ブレーキオイル交換などを行っています。ちなみに、光軸調整などのテスター代は、場所や内容などで変化するので、あくまで参考までに。継続検査の場合、検査証紙代と検査登録印紙代が実質的な検査費用となるので、1,800円で済みます。例えば、24カ月点検と必要な整備だけをプロに任せ、自身で検査を受けることで、費用を抑えるというやり方もできます。ただ忙しい人は、結果的にすべてまかせたほうが楽でしょう。前回と比べ、自賠責保険が5,000円ほど安くなったのは朗報です。ただ財務省への借金問題で、再び値上げとなるという話もありますから、まったく困ったものです。

検査は無事終了。ただ検査はクリアできたものの、ヘッドライトの光量が不足気味のよう。事前にレンズは簡単に磨いていたのですが、ランプ自体は、新車時より無交換なので、ランプ交換をしなければ大きな改善には繋がらないでしょう。LEDヘッドライトも増えてきた今、他車と比べると、暗さを感じるのも正直なところ、この点は今後の課題のひひとつです。

画像3: 【Bora V6 4MOTION】Boraも再起動! 車検を取得し、17歳を迎える

余談ですが、車検時には、検査の行程でホイールハブが目視できる必要があります。そこのため、アルミホイールのセンターキャップの取り外しが必須。今回は車検場で取り外しを行いましたが、なんと固着してビクともせず。無理をすれば破損の原因にもなるので、検査場に向かう前に取り外しておくのがベター。そんな状況で、お助けアイテムとして活躍したのが、スプレータイプのカーシャンプ。キャップ全体に吹き付けると、あら不思議! 簡単に外れちゃいました。指輪が取れないときに、石鹸を使うなんて話もありますが、クルマでも効果がありました(笑)

現在、車検より1,000kmを走行し、あっという間に、この2年間の走行距離を突破しましたが全く問題なし。とりあえず、遠出もできるようになりました。

(Text by Yasuhiro Ohto)

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