2021年11月4日、フォルクスワーゲンは、E-SUVクーペの「ID.5」とそのスポーツモデル「ID.5 GTX」を、ドイツ・ドレスデンにある同社の“ガラス張りの工場”で初披露した。
ID.5は、すでにデビューを果たしているSUVスタイルの電気自動車「ID.4」のクーペ版で、低く流麗なルーフラインにより、エレガントな雰囲気を醸し出すエクステリアが特徴だ。
ID.4に比べて後席のヘッドルームが12mm低いものの、ひとクラス上の広い室内空間を確保したという。ラゲッジスペースは、リヤシート使用時でも549Lという広さだ。
ID.5と同時に、スポーツモデルの「ID.5 GTX」も登場。ID.5がリヤ1モーターの後輪駆動であるのに対し、ID.5 GTXは前後それぞれに1基のモーターを搭載した4輪駆動となる。
ID.5およびID.5 GTXは2022年の発売が予定されている。
(Text by Satoshi Ubukata)