ゴルフ8になって、大きく変わったのがDSGのシフトレバー。“シフト・バイ・ワイヤー”を採用することで、レバーそのものが小振りなスイッチになり、センターコンソールまわりがすっきりとしました。

画像1: 【Golf8 R-Line】こんなシフトスイッチはいかが?

新しいシフトレバーの操作にすっかり慣れてしまったというゴルフ8のオーナーは多いと思いますが、ときどきゴルフ8に乗るレベルという私の場合、いまだに違和感があります。

そしてたまに操作ミスも……。走行中に通常の「D」からスポーツモードの「S」へ切り替えるには、シフトレバーを手前に引いてやればいいのですが、いちいちシフトレバーを見て操作しないので、シフトレバーではなく、パーキングブレーキのスイッチを引いてしまい、焦ることが何度かありました。

また、クルマを駐めたあと、シフトポジションを「P」にするには、シフトレバーとは別のスイッチを押す必要があり、そのためにセンターコンソールに視線をやらなければなりませんが、ちょっと面倒ですね……。

画像2: 【Golf8 R-Line】こんなシフトスイッチはいかが?

その点、使いやすそうだなと思うのが、「ID.3」のシフトスイッチ。メーターパネルの右側から伸びていて、これを回すことでシフトポジションを切り替えます。また、スイッチ先端のボタンを押せば「P」に入ります。

この位置なら、運転中でも視線を落とさずにシフト操作が可能ですし、ステアリングホイールから少し手を伸ばすだけで操作できるのもいい(はず)。

昔の話ですが、2代目の「いすゞ ジェミニ」に乗っていたことがあり、ヘッドライトとワイパーは、ステアリングコラムのレバーの代わりに、メーターナセル(カバー)のサテライトスイッチで操作できました。慣れるとこれがとても便利で、ID.3のシフトスイッチもそんな感じではないかと期待しています。

ゴルフ8とID.3ではメーターまわりのデザインが異なるので、ID.3のシフトスイッチをゴルフ8に採用するのは難しいとは思いますが……。

一方、まるで違うと思っていた両者のデザインですが、よく見ると、センターディスプレイやライトのスイッチはほぼ同じですし、ステアリングホイールもセンターパッドの違いはあるものの基本的には同じですので、いっそのことコックピットを共通化してしまうなんてことはできませんかね?(笑)

(Text by Satoshi Ubukata)

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