先日、12カ月点検の報告をしたばかりの「ゴルフGTIクラブスポーツ」ですが、近々私のもとを去ることになりました……。
ゴルフGTIクラブスポーツを手に入れたのは、ちょうど3年前の2017年11月。これまでもゴルフGTIを所有したことはありましたが、現行モデルを購入したのは今回がはじめて。スペシャルなGTIであるクラブスポーツは、そのままでも実にエキサイティングなモデルですが、私のもとにやってきてからは、吸気系チューニングやボディ補強など、比較的ライトなチューニングをしただけで、エンジンのレスポンスが向上し、走りもワンランク上の上質さと切れ味を手に入れ、ますます走るのが楽しくなりました。
それだけに、走行距離8,000kmでスタートしたゴルフGTIクラブスポーツは、3年間で46,000kmを走り、現在は54,000kmまでオドメーターの数字が増えています。
この間のトラブルといえば、リヤビューカメラが収められているエンブレムスイッチが故障したのと、ウォーターポンプの水漏れが発覚したことくらいで、どちらもメーカー保証で修理しているので自己負担はゼロ。1回目の車検費用はサービスプログラムに含まれないので負担しましたが、それ以外は本当に手間もお金もかからない、良いクルマでした。
そして、現在のコンディションは絶好調! とても満足していますし、このまま乗り続けて、近い将来日本へ上陸するはずの「ゴルフ8GTI」や「ゴルフ8R」をこのゴルフGTIクラブスポーツで迎え撃つつもりでした。
しかし、いろいろと思うところあって、とあるクルマと入れ替えることを決断しました。それが何かはいずれ紹介しますが、いまはゴルフGTIクラブスポーツとの別れを惜しむ日が続いています。
切れ味鋭い走りが自慢のゴルフGTIクラブスポーツ、楽しい想い出をありがとう!
(Text by Satoshi Ubukata)