フォルクスワーゲンは新型「ゴルフGTI」に関するオンラインプレゼンテーションを開催し、フォルクスワーゲン グループでチーフデザイナー兼エグゼクティブダイレクターを務めるクラウス・ビショフ氏が、そのデザインについて解説を行った。

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画像1: 新型「ゴルフGTI」はよりGTIらしく、さらに個性的なデザインに

ホットハッチの代名詞として世界中のファンから支持を集める「ゴルフGTI」。その特徴として、パワフルなエンジンを搭載するFFハッチバックであることに加えて、俊敏なハンドリング性能、個性的なデザインなどが挙げられる。

当然、8代目となる新型ゴルフGTIのデザインにも、初代からの伝統が受け継がれる。その最たるものが、ラジエターグリルに施されるレッドラインで、「GTI」のバッジを見なくてもゴルフのスポーツモデルであることがすぐにわかる。

先代のゴルフ7GTIからは、レッドラインがヘッドライトに延長されるようになり、新型もその流れを汲んでいるが、2台の表情は明らかに違う。新型ではレッドラインがボンネットとの境界に移されるとともに、その下に薄くシャープな形状のヘッドライトとラジエターグリルが配置されたことで、ワイド&ローのデザインが強調され、より精悍な印象を与えているのだ。

さらに新型では、レッドラインの下にLEDのデイタイムランニングライトを配置。標準のゴルフとは異なり、ラジエターグリルにもLEDライトストリップを設けることで、GTIの個性を強調した。さらに、大型のエアインテークにはX字型のLEDフォグライトを採用。これらにより、「GTIというブランドの独自性をアピールするとともに、ひと目でGTIとわかる個性を表現した」という。

画像4: 新型「ゴルフGTI」はよりGTIらしく、さらに個性的なデザインに

サイドからリヤにかけては、フロントフェンダーに「GTI」のバッジを配するとともに、幅の広いブラックのサイドスカートや大型のルーフスポイラー、黒く縁取りされたリヤウインドー、存在感を増したリヤディフューザー、左右2本出しのテールパイプなどが、低くスポーティなシルエットを形成する。

画像5: 新型「ゴルフGTI」はよりGTIらしく、さらに個性的なデザインに

先代同様、ゴルフGTIのテールゲートには「GOLF」のバッジはなく、「GTI」のバッジがVWエンブレムの下に移されたのも新型の特徴。それは、新型ゴルフが誰が見てもひと目でゴルフであるとわかる特徴を備えているからこそできる芸当である。

画像6: 新型「ゴルフGTI」はよりGTIらしく、さらに個性的なデザインに

インテリアでは、タータンチェックデザインのシートを踏襲する一方、新しい試みも。デジタルメータークラスターでは、中央にタコメーターを配するモードを用意。また、エンジンのスタートボタンは、エンジンが始動されるまで点滅する演出が施された。

画像7: 新型「ゴルフGTI」はよりGTIらしく、さらに個性的なデザインに

このように、新型ゴルフGTIはGTIの伝統を踏襲するとともに、さらに個性的なデザインへと進化している。生まれ変わったゴルフGTIが、新たな伝説となるのは間違いないだろう。

(Text by Satoshi Ubukata)

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