フランスの信頼のオイルブランド「Unil opal(ユニルオパール)」が、直噴エンジンに適したエンジンオイル「OPALJET LONGLIFE DEX 1.2FE」を日本国内で発売した。
いまやフォルクスワーゲンやアウディのほとんどが直噴エンジンを搭載しているが、特有の現象としてLSPI(Low Speed Pre Ignition=低速早期着火)が問題になっている。エンジンオイルに含まれるカルシウム分が燃焼室内で熱を持って自然着火することで、不完全燃焼やノッキングを引き起こしたり、カーボンを発生させるというものだ。
ただ、カルシウムは清浄分散剤として使用されているため、カルシウムを使わずに必要な性能を得るのは簡単ではない。しかし、Unil OpalのOPALJET LONGLIFE DEX 1.2FEはカルシウムを使わないことで、このLSPIに対応している。
OPALJET LONGLIFE DEX 1.2FEは、フォルクスワーゲン規格は取得していないが、フォルクスワーゲンやアウディの直噴エンジンに安心して使用できるとともに、オイル消費が多かったりやカーボンの堆積が目立つエンジンには効果的だ。
OPALJET LONGLIFE DEX 1.2FEの代表性状は以下のとおり。
商品名 | OPALJET LONGLIFE DEX 1.2FE |
SAE粘度 | 5W-30 |
規格 | API SN ILSAC GF-5 GM DEXOS 1 GEN2 FORD WSS-M2C-946A FORD WSS-M2C-946-B1 |
40℃動粘度 | 60.9mm2/s |
100℃動粘度 | 10.8mm2/s |
粘度指数 | 170 |
引火点 | 225℃ |
ベースオイル | 100%合成油(VHVI+) |
■関連リンク
・Unil opal JAPAN 公式 ウェブサイト