タイムハウスを見た後は、クンデンセンターへ。ここはアウトシュタットの本来の目的とも言える、新車を受け取るための場所。写真右側の建物がクンデンセンターです。
クンデンセンターにはフォルクスワーゲンの乗用車がほぼ全部揃っている。今年の夏からデリバリーが始まったポロや、フェイスリフトが行われたばかりのゴルフ ヴァリアントも展示されていた。
意外なことに、アウトシュタットは新車販売が目的ではないために、クンデンセンター以外で新車を展示することはない。日本で言うところのアムラックスやメガウェブとは若干趣きが違うようだ。
納車準備が終わると、電光掲示板に表示されるシステムとなっている。この表示板はいろいろな所にあるので、どこにいても納車準備が完了したら分かるのだ。
かなりお腹も空いてきたので、お目当てであるアレを食べに移動。アレとはもちろんカレーソーセージである。アウトシュタットに行ったからには、これを食べないで帰るわけにはいかない程の名物料理である。今まではエントランス横にある「Lagune Foodhalls」で食べれたのだが、今はクンデンセンターの3階にある「TachoMeter」に変わったそうだ。
カレーソーセージはもともと、工場の人たち向けの食事だったそうだ。しかしアウトシュタットで提供するようになってから、大ブレイクした人気料理。カレーソーセージと言っても、カレーがかかっている訳ではない。やや甘いケチャップをのせたソーセージに、カレーパウダーをお好みでかけるのだ。噂には聞いていたが、アウトシュタットの人気ナンバーワン料理と言うのもうなずける。現に並んでいた人のほとんど全てが、カレーソーセージを頼んでいたのには驚いた。
食欲を満たした後は、アウトシュタットでのメインイベントも言える「CarTower Discovery」めがけてオートタワーへ移動。ちなみにオートタワーは当初、4棟建てられる予定だったそうだ。現在でも、もう2棟建設できるスペースが確保されている。
「CarTower Discovery」とは、オートタワーの中を、パレットに乗って体験できるというツアーだ。エントランスでチケットを購入した時に、「CarTower Discovery」は予約でいっぱいと聞いていた。ダメもとで無理やり入れてもらえないだろうかと、淡い期待をもってCarTower Discovery」の受付に行った。結論から言うとNG。
マキムラ:「明日、日本に帰らないといけないんだ。何とか入れてもらえないか?」
受付女性:「明日だったら予約して上げられるのに。今日はダメなのよね。」
と全くもって相手にされなかった。とても楽しみにしていただけに残念だった。
受付女性:「明日だったら予約して上げられるのに。今日はダメなのよね。」
と全くもって相手にされなかった。とても楽しみにしていただけに残念だった。
残念だったのはこれだけではない。一通りアウトシュタット巡りを終えたので、アウトシュタットの近くにあるフォルクスワーゲンの自動車博物館に移動したが、こちらは休館だった。予定していたことは、カレーソーセージ以外はことごとくダメだった。
でも、これでまたドイツに行くための理由ができたと考えれば・・・なんて前向きに受け止めることにした。
でも、これでまたドイツに行くための理由ができたと考えれば・・・なんて前向きに受け止めることにした。
(Text & Photo by M.MAKIMURA)