up!にSUVテイストのエクステリアパーツを施した「cross up!」が誕生しました。move up!をベースにシルバーのバンパーやルーフレール、16インチの大径ホイールなどでSUV風に仕立てたもので、都会派SUVという感じでしょうか。
cross up!は私の愛車である初期型move up!(YYup!)と比較すると、エンジンマウントが見直されたおかげでエンジンからのノイズが激減。またインナーフェンダーも装着されており走行ノイズも激減していました。初期型のup!は雨天時に走ると騒々しいですから(笑)
アイドリングストップとASGの相性は問題ありません。赤信号等でクルマが停止するとアイドリングストップが働きますが、発進時にそっとブレーキを離しアクセルを踏み込むまでにはエンジンが始動し自然な加速をしてくれます。
■cross up!の実用燃費は?
■いま選ぶならいオシャレなcross up!しかない!
ブルーベリー食べたいっ......と思い調べると、ブルーベリー狩りは8月上旬で終了とのこと。残念でしたが「とにかくフルーツが食べたい!」との思いから、目的地近くのフルーツで有名な蔵王へ。直売所に立寄り、いまが旬の梨とピーチマンゴーを試食。試食なのにまるまる1個食べられるとか嬉しすぎ!
■move up!の実用燃費は?
cross up!は私の愛車である初期型move up!(YYup!)と比較すると、エンジンマウントが見直されたおかげでエンジンからのノイズが激減。またインナーフェンダーも装着されており走行ノイズも激減していました。初期型のup!は雨天時に走ると騒々しいですから(笑)
■熟成が進むup!
毎年の改良により目に見えて熟成が進んでいるのASGの制御です。改良が進みスムーズさが増していました。加速時にアクセルをそっと離すと変速が行われ、思ったとおりに変速してくれます。しかしながら、ちょっと進んで止まるを繰り返すような都市部の渋滞はやはり苦手。とくに1速時にアクセルを離したときの減速感が急すぎるようです。
アイドリングストップとASGの相性は問題ありません。赤信号等でクルマが停止するとアイドリングストップが働きますが、発進時にそっとブレーキを離しアクセルを踏み込むまでにはエンジンが始動し自然な加速をしてくれます。
乗り心地ですがmove up!に比べ大径ホイールのせいか路面の凹凸にちょっと固いかなという印象をうけましたが、今回1000キロ走ってみると馴染んできて凹凸の衝撃が和らいでいました。慣らしが完全に終わると固いと感じることはなさそうです。
インテリアは他のup!と変わりませんが、ラゲッジスペースにランプが付きました。ちょっとした事ですが使い勝手が向上して羨ましい。最初から付けて欲しかったな......。
■cross up!の実用燃費は?
今回は某イベントに参加するため、宮城県にあるスポーツランドSUGOまで往復約1000キロをcross up!で走行しました。アイドリングストップを搭載したcross up!の気になる燃費ですが、高速のみで燃費22km/L、一般道を含む総平均では19.35km/Lを記録しました。move up!とほぼ変わらない結果です。
cross up!は185/50R16という他のup!よりも大径ホイールを装備し車高が10mmアップしていることを考えると燃費は改善されているといえます。
■いま選ぶならいオシャレなcross up!しかない!
cross up!の価格は194万円で、high up!より5万円高い設定です。シートヒーターとリヤのパークディスタンスコントロールがhigh up!には装備されていますが、cross up!では選択できません。この装備がなくても構わないという人はSUVルックでオシャレなcross up!が絶対オススメ! cross up!を見たあとにmove up!を見ると正直物足りなくなりますから(笑
cross up!に新色として採用されたブルーベリーメタリックは深みのある青色で、シルバーとの組み合わせもバッチリ。
ブルーベリー食べたいっ......と思い調べると、ブルーベリー狩りは8月上旬で終了とのこと。残念でしたが「とにかくフルーツが食べたい!」との思いから、目的地近くのフルーツで有名な蔵王へ。直売所に立寄り、いまが旬の梨とピーチマンゴーを試食。試食なのにまるまる1個食べられるとか嬉しすぎ!
直売所は生産者に直接会うことができるうえ、お土産もたくさんもらえちゃったりします。これぞ、直売所の醍醐味ですね♪
■move up!の実用燃費は?
今回はcross up!をお借りして宮城県のスポーツランドSUGOまで行きましたが、7月には長野県の白馬村へ、8月には広島市へYYup!で行きました。
そこで長距離の実用燃費を測定してみました。千葉と白馬村の往復は高速9:一般道1の割合で走行し、走行距離677.6km、給油量31.63Lで平均燃費21.42km/Lを記録。
8月の広島は1800kmの日帰りを敢行(笑) 高速道路のみの走行で、千葉から岡山の吉備SAのガソリンスタンドまで725.9kmを無給油で走り、このとき最高燃費22.3km/Lを記録しました。このときの給油量が32.55Lで、燃料タンク容量35Lから考えると残りは2.5L。頑張っても800kmはちょっと無理かも......という印象です。
YYup!はアイドリングストップ機能が付く前のモデルなので、カタログ燃費23.1km/lにほぼ近い感じとなりました。真夏でエアコンをガンガン使っていたので、これからの季節であればカタログ燃費を超えることができるでしょう。千葉と広島の往復では、高速9:一般道1の割合で走行し、走行距離1807km、給油量95.41Lで平均燃費は18.94km/Lでした。ふだんの街乗りも13km/L前後で推移しているので満足いく燃費です。
現在、フォルクスワーゲンには排ガス規制を不正に免れていたことがが問題になっていますが、私の愛車のup!と今回長距離テストしたcross up!はコンパクトカーの中でも間違いなくオススメできる1台なので、問題の全貌をなるべく早く明らかにし、信頼を取り戻してもらいたいものです。
そんないまだからあえていいますが、フォルクスワーゲンup!最高~!
(Text & photos by S.Shigeta)