愛車はいつもキレイにしたい、快適に乗りたい......そう願うこだわりのオーナーのために、プロのワザで応えてくれるのがカービューティープロ。今回は、「プロガラスコーティング」と「オートフィルム」の作業を取材することで、彼らの仕事ぶりに迫ります。
今回、素材として用意したのは2001年モデルのゴルフ4GTI。ブルーアンセラサイトパールエフェクトの渋いボディカラーがなんともフォルクスワーゲン的なのですが、カービューティープロの技術者からは、「素材としては願ってもないレベル」と声が上がるほど、汚れが目立つクルマでした。
プロガラスコーティングによってふたたび輝きが蘇るのか? 技術者の腕の見せどころです。
さっそく、ボディ全体の状態をチェックしたあと、手始めにタイヤ/ホイールを洗浄します。
こちらが洗浄前のタイヤ/ホイール。シルバーのはずのホイールはシャンパンゴールドに!? ツヤや輝きはありません。こびりついたブレーキダストなどが原因のようです。
ホイールハウスの内側にも汚れが溜まっています。そこで、まずはここからキレイにしましょう。洗浄剤を吹きかけてブラシでこすります。
ホイールは専用の洗浄剤により、ブレーキダストを浮き上がらせます。紫色になっているのが浮き上がった汚れです。また、ボルト穴などにこびりついて汚れは、洗浄剤をつけた刷毛でキレイに除去します。
タイヤも本来のブラックとはほど遠い色に変わっています。そこで洗浄剤を使って汚れを落としていきます。ブラシでこすると茶色の泡が......。
これを水で洗い流すと右下の写真のようになりました。比較のためにタイヤ/ホイールの左半分だけ洗浄しました。ホイール本来のシルバーの輝きが戻ってきました。
タイヤ/ホイールの洗浄が済んだら、ホイールハウスの内側につや出し剤を、タイヤにはワックスを塗っておきます。
するとこのような仕上がりに。ゴルフGTIの足元は見違えるほど引き締まりました。
タイヤ/ホイールの他にも、長年の使用で汚れている部分はたくさんあります。エンブレムやナンバープレートはその一例です。
ナンバープレートにこびりついた水垢は、水洗いやシャンプーでは簡単に落ちません。そこで、洗浄剤をつかって丁寧に落としていきます。
比較のために左側だけ洗浄してみましたが、白さがこんなに違います。このあと右側も洗浄しましたが、ナンバープレートが真っ白になると、それだけでクルマの印象が変わるから不思議です。
このクルマ特有の汚れとして気になったのがサイドシルの部分。おそらくドア内部のワックスが流れ出してこびりついてしまったのでしょう。
通常の洗車では落ちない頑固な汚れも、カービューティープロの技術者の手にかかればこのとおり! ひととおり細部の洗浄が終わったら、ボディ全体を洗車し、次の工程に備えます。
Part2へ続く......
(Text & Photos by S.Ubukata)
今回、素材として用意したのは2001年モデルのゴルフ4GTI。ブルーアンセラサイトパールエフェクトの渋いボディカラーがなんともフォルクスワーゲン的なのですが、カービューティープロの技術者からは、「素材としては願ってもないレベル」と声が上がるほど、汚れが目立つクルマでした。
プロガラスコーティングによってふたたび輝きが蘇るのか? 技術者の腕の見せどころです。
さっそく、ボディ全体の状態をチェックしたあと、手始めにタイヤ/ホイールを洗浄します。
こちらが洗浄前のタイヤ/ホイール。シルバーのはずのホイールはシャンパンゴールドに!? ツヤや輝きはありません。こびりついたブレーキダストなどが原因のようです。
ホイールハウスの内側にも汚れが溜まっています。そこで、まずはここからキレイにしましょう。洗浄剤を吹きかけてブラシでこすります。
ホイールは専用の洗浄剤により、ブレーキダストを浮き上がらせます。紫色になっているのが浮き上がった汚れです。また、ボルト穴などにこびりついて汚れは、洗浄剤をつけた刷毛でキレイに除去します。
タイヤも本来のブラックとはほど遠い色に変わっています。そこで洗浄剤を使って汚れを落としていきます。ブラシでこすると茶色の泡が......。
これを水で洗い流すと右下の写真のようになりました。比較のためにタイヤ/ホイールの左半分だけ洗浄しました。ホイール本来のシルバーの輝きが戻ってきました。
タイヤ/ホイールの洗浄が済んだら、ホイールハウスの内側につや出し剤を、タイヤにはワックスを塗っておきます。
するとこのような仕上がりに。ゴルフGTIの足元は見違えるほど引き締まりました。
タイヤ/ホイールの他にも、長年の使用で汚れている部分はたくさんあります。エンブレムやナンバープレートはその一例です。
ナンバープレートにこびりついた水垢は、水洗いやシャンプーでは簡単に落ちません。そこで、洗浄剤をつかって丁寧に落としていきます。
比較のために左側だけ洗浄してみましたが、白さがこんなに違います。このあと右側も洗浄しましたが、ナンバープレートが真っ白になると、それだけでクルマの印象が変わるから不思議です。
このクルマ特有の汚れとして気になったのがサイドシルの部分。おそらくドア内部のワックスが流れ出してこびりついてしまったのでしょう。
通常の洗車では落ちない頑固な汚れも、カービューティープロの技術者の手にかかればこのとおり! ひととおり細部の洗浄が終わったら、ボディ全体を洗車し、次の工程に備えます。
Part2へ続く......
(Text & Photos by S.Ubukata)