180327-DL-0.jpg2018年3月23日、フォルクスワーゲン/アウディオーナーを対象にしたドライビングレッスン「8speed.net/1to8.net Driving Lesson」を富士スピードウェイで開催しました。今回が2回目です!
第1回「8speed.net/1to8.net Driving Lesson」から約半年、2回目のレッスンを開催しました。今回はフォルクスワーゲンオーナー11名、アウディオーナー4名の計15名が、富士スピードウェイ「P2」に集合。朝方は雨が降っていた富士スピードウェイでしたが、レッスンが始まるころには雨も上がり、まずまずのコンディションに。

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前回に引き続き、講師を務めるのはモータージャーナリストの齋藤 聡さんです。業界屈指のドライビングスキルを誇るばかりか、ドライビングレッスンのインストラクターとしても経験豊富な齋藤さんが、どんなレッスンを行うのか、私たちスタッフも楽しみです。

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まずは齋藤さんから参加者へ、当日のプログラムとドライビングの基礎をレクチャー。ABSから始まり、最後はパイロンスラロームでタイムアタックをするにあたり、何に注意して走ればいいかが伝えられました。

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約30分の座学が終わると、まずはフルブレーキと危険回避で"肩慣らし"。80km/hくらいまで加速して思い切りブレーキを踏んでABSを効かせるのですが、最初のうちは急ブレーキになっていない参加者が少なくありません。

しかし、何度か繰り返すうちに、全員がきっちりとフルブレーキをかけられるように。経験していないと、意外に難しいものですね。

フルブレーキングができるようになったところで、こんどはその状態でステアリングを操作し、障害物を回避する練習。ABSのおかげで、急ブレーキをかけていてもクルマが曲がることが体験できました。

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走行が終わるたびに、齋藤さんが参加者ひとりひとりにアドバイス。おかげで、2回目、3回目と走行を重ねるにつれ、参加者のドライビングは上達していきました。

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ウォームアップが終わったところで、次にパイロンスラローム。パイロンの間隔が比較的広いので、スピードが上がるはずなのですが、最初はスピードが控えめで、動きもぎこちない感じでした。

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そこで、齋藤さんが参加者をアウディS1に乗せてデモ走行しました。

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その直後から、明らかに参加者の皆さんの運転が変わり、とてもリズミカルな動きを見せてくれます。走行ラインにも無駄がなくなり、パイロンを駆けぬけるスピードも上がっていきました。どうやら、上手に走るコツが掴めたようです。

直後の"ダブルレーンチェンジ"、すなわち、ステアリングだけで障害物を回避し、元の車線に戻るというレッスンでは、難しい課題にもかかわらず、ほとんどの人が容易に障害物を回避していました。

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午前の部、最後のレッスンがオーバルコースの走行。ここではコーナリングのコツを学びます。「スローイン・ファストアウト」や「アウト・イン・アウト」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、コーナー前できちんと減速し、クリッピングポイントにクルマを寄せて、出口向かってアクセルを踏んでいくという一連の流れがうまくいくと、タイムアップにつながります。

しかし、実際に運転してみると、ブレーキが遅かったり、コーナーに進入する速度が早すぎたりして、早く走れません。そこで、時間をたっぷりかけて、理想の走りに近づけていきました。

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ランチのあとは、スラロームとコーナリングを組み合わせた特設コースで、午前中に学んだテクニックを磨いていきます。1本あたり30〜40秒のコースですが、ここでも走行後には毎回、齋藤さんからアドバイスがあり、次の練習に役立ててもらいます。

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そして、最後はこの特設コースでタイムアタック。練習のときにはミスコースをするクルマが多く見られましたが、本番ではミスコースもなく、アグレッシブな走りを見せてくれました。

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レッスンを終えた参加者に話を聞くと、「ドライビングレッスンに参加するのは初めて。フルブレーキングしてABSを効かせたり、アクセルをベタ踏みするのも初めてでしたので、とても楽しかったし、いい経験になりました」という初心者から、「ドライビングレッスンは何度か参加していますが、コーナーが上手に走れるようになった気がします」という人までさまざまでした。

共通していたのは、皆さんが笑顔でレッスンを楽しだということでしょうか。

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講師を務めた齋藤さんは、「こういう場所で危険回避を学んだおくと、いざというときに役に立つものです。フォルクスワーゲン/アウディは高いポテンシャルを持っているので、それを知り、さらにフォルクスワーゲン/アウディが好きになってくれたらうれしいです」と話していました。

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危険回避能力を学び、楽しい運転につながるテクニックを磨く機会となった「8speed.net/1to8.net Driving Lesson」。さらに多くの人に体験してもらうため、今後も開催したいと思いますので、どうぞお楽しみに!

(Text by S.Ubukata)

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