091020-Polo-01.jpg10月20日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは新型ポロを発表、10月31日から販売を開始する。




フルモデルチェンジして5代目となったポロが、ついに日本へ上陸した。新型ゴルフに採用された水平基調のフロントグリルが新型ポロにも受け継がれ、旧型からイメージを一新。個人的には、旧型の愛らしいマスクが好きだったが、男前の新型にも好感を抱いた。

091020-Polo-02.jpgボディサイズは、全長3995×全幅1685×全高1475mmと、まだまだコンパクトと呼ぶにふさわしい大きさを維持している。

リアドアとCピラーのあいだにサイドウインドーのある「6ライトデザイン」は旧型譲り。ゴルフとの違いをアピールする。
091020-Polo-03.jpg「こいつはゴルフか?」と思えるほど、大人びたデザインのインテリア。メーターのイルミネーションはホワイトに変わり、フロントマスクだけでなく、このあたりのデザインも新世代に移行しているのがわかる。
091020-Polo-04.jpgシートは、ご覧のようなファブリックが標準。いまのところレザーの設定はない。前席にはむちうち低減ヘッドレストが採用される。
091020-Polo-05.jpgパワートレインは、85ps/13.5kgmを誇る1.4リッターエンジンと7段DSGの組み合わせ。10・15モード燃費は17.0km/Lで、同じ排気量エンジンを積む旧型に比べて約29%も低燃費を達成している。
ラゲッジルームは奥行きが13mm拡大され、旧型よりも10L多い280Lに。リアシートは6:4の分割可倒式を採用。ダブルフォールド式のシートを倒せば952Lまでラゲッジ容量が拡大する。

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今回、日本に導入されるのは、1.4Lエンジン搭載の「ポロ1.4コンフォートライン」の1グレード。ボディは5ドアのみ。3年間無償のメインテナンスプログラム「フォルクスワーゲン・プロフェッショナル・ケア」が付いて、価格は203万円。これは旧型の「ポロ1.4コンフォートライン」と同一で、なかなか戦略的な価格といえる。 

導入が待たれる1.2TSIエンジン搭載モデルは、2010年中頃になる見込みだ。従来の「ポロ1.6スポーツライン」に相当する上級グレードとして位置づけられそうだ。

091020-Polo-08.jpg見た目で判断するかぎり、新型ポロは、フォルクスワーゲンのエントリーモデルというだけでなく、ゴルフを押しのけ、これからの"本流"になりそうな魅力を持つ。
果たして、実際はどうなのか? 11月上旬には日本仕様のファーストインプレッションがお届けできそうなので、乞うご期待!
(Text by S.Ubukata)

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