フォルクスワーゲンは、12月4日に開幕したロサンゼルスオートショーで、コンセプトモデルの「Up! Lite」を公開した。
Up! Liteは、全長3.84×全幅1.60×全高1.40mのコンパクトな2ドア4シーター。将来登場するスモールカーファミリーをベースとしたコンセプトカーだ。
その特徴は100km走行あたりの燃料消費率が2.44L(50.0km/L)という低燃費。これを実現するのは、800cc2気筒TDIエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムだ。これは先のフランクフルトショーで公開された「L1」のシステムを受け継ぐもの。
エンジンとモーターをあわせると、65psの最高出力を発揮。組み合わされるトランスミッションは7段DSGだ。
TDI、TSI、DSGというすでに実用化されている技術にモーターを組み合わせることで、VWはさらなる燃費向上を目指している。
なお、Up! Liteの概要がわかる動画が提供されているので、興味がある方はぜひチェックを!
(Text by S.Ubukata)