110627news002.jpg第39回ニュルブルクリンク24時間レースが開催された。3台のゴルフ GT24と2台のシロッコ GT24-CNGが参加したフォルクスワーゲン、その結果は!?



110627news003.jpg2台の天然ガス仕様のシロッコ GT24-CNGは昨年同様、代替パワートレインクラスで1-2フィニッシュを果たした。更にクラス優勝のみならず、3人のダカールチャンピオン、N・アルアティヤ、C・サインツ、G・ドゥ ヴィリエールと伝説的なツーリングカードライバーのC・ニーヅビーズがドライブする117号車は、総合で 27位でフィニッシュした。

一方、ゴルフGTI誕生35周年を記念して参戦したゴルフ GT24は3台ともリタイア。フォルクスワーゲンにとって今年のニュルブルクリンク24時間レースは、うれしさと悔しさが入り混じる結果となった。来年は、ゴルフ GT24の雪辱に期待したい。

フォルクスワーゲンモータースポーツ クリス・ニッセン
「ニュルブルクリンク24時間レースは本当にチャレンジングで、結果は常に水物だ。今回 Golf24ではもっと良い結果を期待していたが競争力のあるレーシングカーを創るためには限界まで作りこまなければならない。我々はこの週末で他のチーム同様多くの改善の余地がある事を学んだ。しかし、今回この Golf24は、レース前半三分の一で、史上最速 のレーシングゴルフとして、多くのファンを魅了することが出来たと思う。そして、シロッコを運転した他のドライバー達同様に、我々のダカールラリーチャンピオン達は素晴らしい走りを見せてくれ、そしてクルマは絶大なる信頼性を発揮してくれた。全体として、今回の結果には満足している。」

(Text by M.MAKIMURA)

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