2014年11月19日、フォルクスワーゲンはロサンゼルスショーにて「ゴルフヴァリアント HyMotion」を発表した。
ゴルフヴァリアント HyMotionは、日本でも今話題の燃料電池車。「MQB」ベースの燃料電池車はこれが初となる。
フォルクスワーゲンが開発した燃料電池とモーターをフロントに、水素タンクとリチウムイオンバッテリーをリヤに搭載。燃料電池は100kWの出力を誇り、0-100km/h加速は10.0秒、航続距離は500kmである。ちなみに、モーターはe-ゴルフ用を採用している。
ロサンゼルスショーでは、同じグループのアウディがAudi A7 Sportback h-tronを発表したが、これに搭載される燃料電池はゴルフヴァリアント HyMotionと同じもの。また、北米仕様のパサートをベースとしたパサート HyMotionは、現在、カリフォルニアで実証実験が行われている。
(Text by S.Ubukata)
