先週に続き、 アウディQ5 ニューモデルエクスペリエンスでの試乗記をレポートです!!
オフロードステージでは上り27°、下り30°の斜面に向かう前にまず3つのボタンをセットします。
1.ESPを「オフロードモード」にセット
2.アウディホールドアシストをON (登り斜面でブレーキペダルから足を外してもブレーキをキープ)
3.ヒルディセントアシストをON (下り斜面でアクセルから足を離したときのスピードを自動で維持し続ける)
滑りやすい斜面にもかかわらず、まったく普通に安全に走れることが本当にすごい!しかもタイヤはいわゆるマッド&スノーではなく完全なオンロードタイヤ。いやはや、お現在の電子制御技術には心底驚かされました(この制御技術は基本的にティグアンも装備)。
そして、この電子制御技術を完璧に発揮するシャシー性能の高さはもちろん、極低回転からしっかりトルクが出て高回転まで気持ちの良いエンジン、そして切れ味が鋭いのに滑らか極まりない7速Sトロニックトランスミッション、どれも非常に素晴らしい完成度だと思いました。特に新開発の2.0TFSIエンジンと7速Sトロニックの組合せは、コンパクトに見えても車重1870キロもある車体を7.2秒で時速100km/hまで引き上げます。ゴルフ5 GTI(DSG仕様)の0-100km/hが6.9秒であることを考えるとそのすごさがわかるかと思います。しかも車重が230kgも軽いティグアンより10.15モードでの燃費が1km/ℓも優れています。アウディの技術革新のスピードはどうなっているのか・・・ただただ驚くばかりでした。
そして、今回のQ5からナビゲーションがようやくDVDからHDDにバージョンアップされました。今までアウディのナビゲーションにだけは不満を抱いていた方も多いと思いますが、もうその不満もようやく解消です!
このように、SUVとしてオンロード/オフロードの両方でほとんど非の打ち所がなく、また内外装ともに非常に洗練されたQ5でしたが、唯一の不満点は右前方の視界の悪さでした。SUVの通例にもれずサイドミラーがとにかく大きく、当然その取付け面積も大きいため右側サイドミラー周辺の死角が非常に大きいのです。しかも、コンパクトとはいっても車幅は1900mmもあります。道幅の狭いクランクや交差点での右折時の歩行者や自転車の巻き込みには、運転に慣れても相当の注意が必要だと感じました。あとは不満というほどのもではありませんが、オフロード性能を使い切るためにはいくつものスイッチの切り替えが必要になります。事前にしっかり頭の中に叩き込んで、一度は試しておく必要があるとも思いました。
とはいえ、アウディQ5の洗練されたクォリティと運動性能の高さはSUVとしてはピカ一だと思います。Q5が少しでも気になっている方が、実際に見て触れて乗ってしまったら、一目惚れしてしまうのではないでしょうか(笑)。
一連のプログラムが終了した後は総括的なミーティングがあり、その後にビュッフェスタイルの昼食をいただいて解散となりました。このケータリングサービスの昼食がまた美味しいのなんの!こういったところにも手を抜かないサービスもまたアウディのこだわりなのでしょう。
最後にアウディエクスペリエンスについて簡単に触れておきます。アウディエクスペリエンスプログラムは9年前から始まったアウディオーナー(将来のオーナーも含む)向けのプログラムで、その内容は多岐に渡ります。アウディエクスペリエンスはドライバーのスキルで区別されるのではなく、名前の通り実際に遭遇すると思われる場面(シチュエーション)ごとに区別されたプログラムです。基本的には「シチュエーション1~シチュエーション6」があり、特別プログラムとして今回のような「ニューモデルエクスペリエンス」や富士スピードウェイ本コースを使っての「スポーツエクスペリエンス」、そして東京プリンスホテル駐車場におこなわれる「エコドライビング」や女性向けの「エレガントドライビング」など様々なプログラムが用意されています。シチュエーション1は各ディーラーで行われ、シチュエーション6にいたってはなんとフィンランド!で行われます。多くのプログラムは有料となり、また参加人数も10名から多くて24名と限られています。また開催回数も限られていますので、興味をお持ちになった方はホームページ で最新情報をチェックしてみてください!
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2.アウディホールドアシストをON (登り斜面でブレーキペダルから足を外してもブレーキをキープ)
3.ヒルディセントアシストをON (下り斜面でアクセルから足を離したときのスピードを自動で維持し続ける)
滑りやすい斜面にもかかわらず、まったく普通に安全に走れることが本当にすごい!しかもタイヤはいわゆるマッド&スノーではなく完全なオンロードタイヤ。いやはや、お現在の電子制御技術には心底驚かされました(この制御技術は基本的にティグアンも装備)。
そして、この電子制御技術を完璧に発揮するシャシー性能の高さはもちろん、極低回転からしっかりトルクが出て高回転まで気持ちの良いエンジン、そして切れ味が鋭いのに滑らか極まりない7速Sトロニックトランスミッション、どれも非常に素晴らしい完成度だと思いました。特に新開発の2.0TFSIエンジンと7速Sトロニックの組合せは、コンパクトに見えても車重1870キロもある車体を7.2秒で時速100km/hまで引き上げます。ゴルフ5 GTI(DSG仕様)の0-100km/hが6.9秒であることを考えるとそのすごさがわかるかと思います。しかも車重が230kgも軽いティグアンより10.15モードでの燃費が1km/ℓも優れています。アウディの技術革新のスピードはどうなっているのか・・・ただただ驚くばかりでした。
そして、今回のQ5からナビゲーションがようやくDVDからHDDにバージョンアップされました。今までアウディのナビゲーションにだけは不満を抱いていた方も多いと思いますが、もうその不満もようやく解消です!
このように、SUVとしてオンロード/オフロードの両方でほとんど非の打ち所がなく、また内外装ともに非常に洗練されたQ5でしたが、唯一の不満点は右前方の視界の悪さでした。SUVの通例にもれずサイドミラーがとにかく大きく、当然その取付け面積も大きいため右側サイドミラー周辺の死角が非常に大きいのです。しかも、コンパクトとはいっても車幅は1900mmもあります。道幅の狭いクランクや交差点での右折時の歩行者や自転車の巻き込みには、運転に慣れても相当の注意が必要だと感じました。あとは不満というほどのもではありませんが、オフロード性能を使い切るためにはいくつものスイッチの切り替えが必要になります。事前にしっかり頭の中に叩き込んで、一度は試しておく必要があるとも思いました。
とはいえ、アウディQ5の洗練されたクォリティと運動性能の高さはSUVとしてはピカ一だと思います。Q5が少しでも気になっている方が、実際に見て触れて乗ってしまったら、一目惚れしてしまうのではないでしょうか(笑)。
一連のプログラムが終了した後は総括的なミーティングがあり、その後にビュッフェスタイルの昼食をいただいて解散となりました。このケータリングサービスの昼食がまた美味しいのなんの!こういったところにも手を抜かないサービスもまたアウディのこだわりなのでしょう。
最後にアウディエクスペリエンスについて簡単に触れておきます。アウディエクスペリエンスプログラムは9年前から始まったアウディオーナー(将来のオーナーも含む)向けのプログラムで、その内容は多岐に渡ります。アウディエクスペリエンスはドライバーのスキルで区別されるのではなく、名前の通り実際に遭遇すると思われる場面(シチュエーション)ごとに区別されたプログラムです。基本的には「シチュエーション1~シチュエーション6」があり、特別プログラムとして今回のような「ニューモデルエクスペリエンス」や富士スピードウェイ本コースを使っての「スポーツエクスペリエンス」、そして東京プリンスホテル駐車場におこなわれる「エコドライビング」や女性向けの「エレガントドライビング」など様々なプログラムが用意されています。シチュエーション1は各ディーラーで行われ、シチュエーション6にいたってはなんとフィンランド!で行われます。多くのプログラムは有料となり、また参加人数も10名から多くて24名と限られています。また開催回数も限られていますので、興味をお持ちになった方はホームページ で最新情報をチェックしてみてください!
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