ついにバリーくんの走行距離が10万kmに到達!
2015年5月下旬に私ハリーの相棒となったバリーくん(ゴルフヴァリアント)ですが、納車からわずか2年経過で走行距離が10万kmを突破いたしました!
走行距離10万kmというと、ドイツ本国では当たり前なのかもしれませんが、日本ではかなりの過走行になりますよね。ところがこれまで大きなトラブルはゼロです。さすがドイツ車、フォルクスワーゲンの車を選択してよかったと思っています。
そこで、引き続きバリーくんとともに楽しくドライブができるように今回簡単なメンテナンスを実施しましたので、そのレポートをお伝えします。
今回のテーマは2つ。1つ目は足まわりのリフレッシュということで、「フロントロワアームブッシュの交換」と「アッパーマウントの交換」。2つ目は、せっかくなのでちょっと車高下げてみたいな......という欲望から「スプリングを交換」しました。パーツはすべてフォルクスワーゲン純正品を使用しました。そして作業はもちろんmaniacs STADIUMの敏腕メカニック、熊澤さんが担当。よろしくお願いします!
まずは、フロントロワアームブッシュとアッパーマウントを交換します。まだ2年しか経過していないのと、高速道路走行がメインであるため、そこまで老朽化しているわけではないので「まずはやってみた」という目線で読んでいただけると幸いです。
こちらが今回交換したロアアームブッシュ。見た目ではほとんど痛みなどはありません。ある意味安心しましたが、不具合があってからでは遅いので、不具合が起こる前に交換します。
ここでちょっとしたトラブル発生。なんと装着されているロワアームブッシュが取り外せない......。熊澤メカもゴルフ7でここまでメンテナンスするのは初めてということでしたが、色々と試行錯誤した結果、無事に取り外し完了。
そして新しいロアアームブッシュを装着して、リフレッシュ完了。ちなみにフロントの状態が良好でしたので、リアは現状維持することにしました。
続いては、アッパーマウントを交換します。これはぜひともリフレッシュしたかったパーツ。なぜならちょっとした段差で「コトコト......」と異音が気になっていたからです。いくつか原因を探った結果、アッパーマウントを新品に交換したら治るのではないと思い今回交換しました。実際見た目ではそこまで損傷やすり減りなどもなかったのですが、新品に交換してみて異音が解消されるのか楽しみです。
このアッパーマウントを交換する際に、スプリングも同時に交換します。今回チョイスしたのは「ST(エスティー)」のスポーツスプリングです。STと聞いて「?」と思う方も多いかもしれません。車高調パーツでも有名な「KW(カーヴェー)」がスプリング専門ブランドとして展開しているのが、このSTです。ちなみに他にも「COX(コックス)」や「Eibach(アイバッハ)」、「H&R(エイチアンドアール)」など数多くのブランド商品がありますので、ぜひ専門ショップでそれぞれの下がり具合や特徴などを聞いてみてくださいね。今回装着したスプリングはメーカー値としてフロント、リアともに30mmダウンです。
さっそく純正のスプリングを外してSTのスプリングに交換です。なんとなくスプリングの色が違うだけでも「交換した」気がしますよね。今後タイヤハウスを覗く機会が増えるかもしれませんね(笑)
最後に、100,000kmも走ったエンジンをリフレッシュすべく、スパークプラグを交換します。私ハリーの場合は、10,000〜15,000kmごとにエンジンオイルを交換しているのと、基本的に高速道路走行が多いので、今回交換するパーツはスパークプラグのみとしました。
左が交換前。右が新品です。黒ずんでいるのが見えますね。新品と交換して、効率よくエンジンが燃焼してくれるようなればいいな。
4つのスパークプラグを交換して元に戻します。今回初めてバリー君のエンジンをまじまじと見てみましたが、1.4Lなのにあんなにレンポンスもよく、燃費も良く、そして楽しい走りを実現させてくれるフォルクスワーゲンのエンジン技術はすごいんだなと改めて思いました!
作業が終わりピットにて写真を撮ってみたのですが......改めてバリーくんを見ると「カッコいい」。ヴァリアントというボディで車高がこれくらい下がると、まさにカタログなどで見る車高といった印象です。思い切りは下げたくないんだけど、やっぱりタイヤハウスが広く見えるのはちょっと......という方にはうってつけではないでしょうか。
装着後しばらくしてからチェックを兼ねてドライブへ。車高も下がり見た目もよりカッコよくなりました。ただ乗り心地としては純正時と比較すると「ちょっと柔らかいかも?」という印象でした。ショックを吸収するスプリングの幅が純正に比べて短くなるため、大げさにいうとフワッとした感じ。幸いバリーくんにはDCC(アダプティブシャシーコントロール)が装着されているため、今まで"コンフォート"だったものを"ノーマル"に変更して、ちょうど良くなりました。やはり足廻りをガッチリ固めたい!という方は、スプリングではなく、車高調パーツがオススメかもしれませんね。
ちなみに、走行中に「コトコト」と異音が鳴っていた件は、アッパーマウントを交換したのもあって無事解決。似たような症状を抱えているオーナー様は、いつくかの可能性の1つとしてご参考になさってくださいね。
次回は、8speedニュースにも取り上げられていた、「Volkswagen Day 2017 in Long Wood Station」のレポートをお伝えします。当日私も参加しますので、ご参加される方は会場で私ハリーを見かけた際はお声がけくださいね。
◎今回装着したパーツ◎
ST Sport Spring (Golf7Variant 1.4TSI Highline)
STスプリングについて:http://www.h-c.co.jp/brand/st/
*車種によって車高下がり幅や価格が異なりますので専門ショップへの相談をお勧めします。
(Photos & Text by Harry)
2015年5月下旬に私ハリーの相棒となったバリーくん(ゴルフヴァリアント)ですが、納車からわずか2年経過で走行距離が10万kmを突破いたしました!
走行距離10万kmというと、ドイツ本国では当たり前なのかもしれませんが、日本ではかなりの過走行になりますよね。ところがこれまで大きなトラブルはゼロです。さすがドイツ車、フォルクスワーゲンの車を選択してよかったと思っています。
そこで、引き続きバリーくんとともに楽しくドライブができるように今回簡単なメンテナンスを実施しましたので、そのレポートをお伝えします。
今回のテーマは2つ。1つ目は足まわりのリフレッシュということで、「フロントロワアームブッシュの交換」と「アッパーマウントの交換」。2つ目は、せっかくなのでちょっと車高下げてみたいな......という欲望から「スプリングを交換」しました。パーツはすべてフォルクスワーゲン純正品を使用しました。そして作業はもちろんmaniacs STADIUMの敏腕メカニック、熊澤さんが担当。よろしくお願いします!
まずは、フロントロワアームブッシュとアッパーマウントを交換します。まだ2年しか経過していないのと、高速道路走行がメインであるため、そこまで老朽化しているわけではないので「まずはやってみた」という目線で読んでいただけると幸いです。
こちらが今回交換したロアアームブッシュ。見た目ではほとんど痛みなどはありません。ある意味安心しましたが、不具合があってからでは遅いので、不具合が起こる前に交換します。
ここでちょっとしたトラブル発生。なんと装着されているロワアームブッシュが取り外せない......。熊澤メカもゴルフ7でここまでメンテナンスするのは初めてということでしたが、色々と試行錯誤した結果、無事に取り外し完了。
そして新しいロアアームブッシュを装着して、リフレッシュ完了。ちなみにフロントの状態が良好でしたので、リアは現状維持することにしました。
続いては、アッパーマウントを交換します。これはぜひともリフレッシュしたかったパーツ。なぜならちょっとした段差で「コトコト......」と異音が気になっていたからです。いくつか原因を探った結果、アッパーマウントを新品に交換したら治るのではないと思い今回交換しました。実際見た目ではそこまで損傷やすり減りなどもなかったのですが、新品に交換してみて異音が解消されるのか楽しみです。
このアッパーマウントを交換する際に、スプリングも同時に交換します。今回チョイスしたのは「ST(エスティー)」のスポーツスプリングです。STと聞いて「?」と思う方も多いかもしれません。車高調パーツでも有名な「KW(カーヴェー)」がスプリング専門ブランドとして展開しているのが、このSTです。ちなみに他にも「COX(コックス)」や「Eibach(アイバッハ)」、「H&R(エイチアンドアール)」など数多くのブランド商品がありますので、ぜひ専門ショップでそれぞれの下がり具合や特徴などを聞いてみてくださいね。今回装着したスプリングはメーカー値としてフロント、リアともに30mmダウンです。
さっそく純正のスプリングを外してSTのスプリングに交換です。なんとなくスプリングの色が違うだけでも「交換した」気がしますよね。今後タイヤハウスを覗く機会が増えるかもしれませんね(笑)
最後に、100,000kmも走ったエンジンをリフレッシュすべく、スパークプラグを交換します。私ハリーの場合は、10,000〜15,000kmごとにエンジンオイルを交換しているのと、基本的に高速道路走行が多いので、今回交換するパーツはスパークプラグのみとしました。
左が交換前。右が新品です。黒ずんでいるのが見えますね。新品と交換して、効率よくエンジンが燃焼してくれるようなればいいな。
4つのスパークプラグを交換して元に戻します。今回初めてバリー君のエンジンをまじまじと見てみましたが、1.4Lなのにあんなにレンポンスもよく、燃費も良く、そして楽しい走りを実現させてくれるフォルクスワーゲンのエンジン技術はすごいんだなと改めて思いました!
作業が終わりピットにて写真を撮ってみたのですが......改めてバリーくんを見ると「カッコいい」。ヴァリアントというボディで車高がこれくらい下がると、まさにカタログなどで見る車高といった印象です。思い切りは下げたくないんだけど、やっぱりタイヤハウスが広く見えるのはちょっと......という方にはうってつけではないでしょうか。
装着後しばらくしてからチェックを兼ねてドライブへ。車高も下がり見た目もよりカッコよくなりました。ただ乗り心地としては純正時と比較すると「ちょっと柔らかいかも?」という印象でした。ショックを吸収するスプリングの幅が純正に比べて短くなるため、大げさにいうとフワッとした感じ。幸いバリーくんにはDCC(アダプティブシャシーコントロール)が装着されているため、今まで"コンフォート"だったものを"ノーマル"に変更して、ちょうど良くなりました。やはり足廻りをガッチリ固めたい!という方は、スプリングではなく、車高調パーツがオススメかもしれませんね。
ちなみに、走行中に「コトコト」と異音が鳴っていた件は、アッパーマウントを交換したのもあって無事解決。似たような症状を抱えているオーナー様は、いつくかの可能性の1つとしてご参考になさってくださいね。
次回は、8speedニュースにも取り上げられていた、「Volkswagen Day 2017 in Long Wood Station」のレポートをお伝えします。当日私も参加しますので、ご参加される方は会場で私ハリーを見かけた際はお声がけくださいね。
◎今回装着したパーツ◎
ST Sport Spring (Golf7Variant 1.4TSI Highline)
STスプリングについて:http://www.h-c.co.jp/brand/st/
*車種によって車高下がり幅や価格が異なりますので専門ショップへの相談をお勧めします。
(Photos & Text by Harry)