駆け足でしたが、ひとまずリフレッシュが終わったゴルフ4R32を連れ出し、近場の山道へ行ってきました。
リフレッシュ作業のあいまに
それでも、微妙なアクセルワークが得意な(!?)私には苦になるものではなく、すぐにジェントルな走りができるようになりました。一方、レスポンスが良いので、シフトダウン時に"ダブルクラッチ"を踏んだり、ヒール&トウの際にエンジン回転を上げたりといった動作が素早く決まるのがうれしいところです。
うわっ、このクルマ楽しい!
リフレッシュ作業のあいまに
それでも、微妙なアクセルワークが得意な(!?)私には苦になるものではなく、すぐにジェントルな走りができるようになりました。一方、レスポンスが良いので、シフトダウン時に"ダブルクラッチ"を踏んだり、ヒール&トウの際にエンジン回転を上げたりといった動作が素早く決まるのがうれしいところです。
VR6エンジンのフィーリングは痛快そのもの。スペックこそ現行ゴルフRに搭載される2.0 TSIの280ps/380Nmには及びませんが、マルチシリンダーエンジンならではの緻密なフィーリングと、自然吸気の気持ちのいい吹け上がりは、いまのダウンサイジングターボにはない魅力に溢れてます。
ところで、ゴルフ4R32にコンチネンタルの「
山道を軽く流してみると、最新のゴルフに比べて多少ボディがユルく思えるものの、ハンドリング性能はなかなか痛快。気がつけばかなりのペースでコーナーを駆け抜けているのは4MOTIONのなせるワザです。ダンパーは多少ヤレた印象もありましたがコーナーを走るうえで不安はなく、むしろ街中を走るにはこのくらいのほうがちょうど良いかもしれません。
最新のモデルが最良というのはあたりまえの話ですが、このゴルフ4R32はいまのゴルフでは手に入れることのできない、走りの魅力を備えていました。将来再びゴルフに6気筒を積むなんてことは考えられないわけですから、オーナーのYさんにはゴルフ4R32のエキサイティングかつ気持ちのいい走りを、この先もキープしてほしいと願うばかりです。
機会があったら、また運転させてください!
(Text by S.Ubukata / Photos by Hisashi Uemura)