2026年7月25日〜26日、Formula Eの第14戦と第15戦が東京・有明の市街地コースで行われ、Porscheが、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の東京E-Prixで大きな成果を収めた。第14戦ではカスタマーチームが1-2フィニッシュを達成し、第15戦では2年連続となるマニュファクチャー世界選手権のタイトルを獲得。シーズン終盤を迎え、ドライバーズタイトル争いでも有力なポジションを維持している。

第14戦はカスタマーチームが1-2フィニッシュ
7月25日に行われた第14戦では、Cupra Kiroのダン・ティクトゥムが優勝。Andretti Formula Eのジェイク・デニスが2位に入り、Porsche 99X Electricを使用するカスタマーチームが1-2フィニッシュを飾った。ティクトゥムは6番グリッドからスタートし、PIT BOOSTとアタックモードを早めに消化する戦略で首位争いに加わると、最終ラップでデニスを逆転。自身通算2勝目を挙げるとともに、ファステストラップも記録した。

一方、Porsche Formula E Teamは苦しい週末となった。予選4番手のニコ・ミュラーは、予選クラッシュから決勝直前までにマシンを修復したものの、オープニングラップの接触でマシンを損傷し18位。8番手スタートのパスカル・ウェーレーンも接触によるダメージでリタイアを喫し、ワークス勢はともにポイントを逃した。
しかし、カスタマーチームの活躍により、Porscheはマニュファクチャーランキングでジャガーとの差を広げることに成功。ドライバーズランキングではウェーレーンが2位、デニスが3位につけ、タイトル争いを維持した。
第15戦でマニュファクチャー王座を防衛
翌26日に開催された第15戦は、ウェットコンディションの難しいレースとなった。レースはセーフティカー先導でスタートし、その後も天候や赤旗によって展開が大きく左右された。

17番グリッドからスタートしたデニスは、コンディションの変化に対応しながら着実に順位を上げ、3位表彰台を獲得。ミュラーもタイヤ交換の戦略を駆使して8位入賞を果たした。この2人が獲得したポイントにより、Porscheはライバルを上回るポイントを積み重ね、ロンドンでの最終2戦を残して2年連続となるマニュファクチャー世界選手権制覇を決めた。
レース優勝はマヒンドラ・レーシングのニック・デ・フリースが飾り、デニスが3位に入賞したことでドライバーズランキングでも首位に浮上。2位ミッチ・エバンスとの差は2ポイント、3位ウェーレーンとの差は5ポイントとなり、タイトル争いは最終ラウンドまでもつれる展開となった
99X ElectricがGEN3最多勝マシンに
今回のタイトル獲得により、PorscheはFormula Eにおける電動パワートレイン開発力を改めて示した。ワークスチームに加え、Andretti Formula EとCupra Kiroという2つのカスタマーチームも勝利を重ね、今季はワークス3勝、カスタマー3勝を記録。Porsche99X Electricは、GEN3世代で最多勝利を挙げたマシンとなった。

Porsche Motorsport責任者のトーマス・ローデンバッハは、「Porsche Motorsport75周年の節目にFIA世界選手権タイトルを獲得できたことは大きな成功です。プロジェクトチーム、そしてAndretti Formula EとCupra Kiroというカスタマーチームの協力があってこそのタイトル防衛でした」とコメントしている。
シーズンはいよいよ8月15日、16日に開催されるロンドンE-Prixで最終戦を迎える。マニュファクチャータイトルは決着したものの、ドライバーズタイトルとチームタイトルは依然として決着しておらず、Porsche勢が両タイトルを獲得できるかにも注目が集まる。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Porsche AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。


